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月と女性の密接な関係とは? 「ムーンヨガ」で心身のセルフケアを始めよう (動画あり)

Woman.excite / 2015年8月21日 12時0分

月と女性の密接な関係とは? 「ムーンヨガ」で心身のセルフケアを始めよう (動画あり)

© olly

月の満ち欠けの周期と女性の月経周期はとても近く、満月の時にお産が増えるという話は産院では当たり前。そして東洋医学の陰陽論では月も女性も同じ“陰”とされている…。

© olly


こうした月と女性の密接な関係に着目し、女性の心と体のセルフケアメソッドをまとめた注目の一冊『月経周期を味方につけて毎日を快適に過ごす ムーンヨガ』(BAB出版)の著者 石田ミユキさんに、女性のカラダと上手に付き合うコツを伺いました。

セルフケアコーディネーター石田ミユキさん

セルフケアコーディネーター石田ミユキさん


特徴が重なる「月のサイクル」と「月経のサイクル」
月が満ちて欠けるサイクルには、4つの相[新月]→[上弦の月]→[満月]→[下弦の月]が登場します。そして、それぞれの相が持つ自然現象などに見られる特徴は、以下のように女性の月経サイクルの4つ時期の特徴と不思議なことに共鳴しています。


[新月]再生・浄化
…月経期(体は冷えやすく、心はネガティブ、肌は乾燥傾向)

[上弦の月]満ちていく、吸収
…卵胞期(体は代謝アップ、心はポジティブ、肌はツヤツヤ期)

[満月]活性・パワー
…排卵期(体は女性力が最高潮、心は安定、肌は混合傾向)

[下弦の月]欠けていく、排出
…黄体期(体は代謝停滞、心は波乱、肌はトラブル期)



毎日の “自分のコンディション” を認識しよう
「月のリズムと自分の月経周期がぴったり合っている、という方はそう多くないと思います。月のリズムはあくまで意識づけの目安。周期が安定していればぴったり合っていなくても構わないのですが、新月の頃に月経がくるのが望ましいタイミングだとして、自分はどれくらい逸脱しているのかな? それはなぜかな? と考えてみることが大切です」と、著者でセルフケアコーディネーターの石田ミユキさん。

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ムーンヨガは、動きと呼吸法によって月経サイクルにともなう心や体のトラブルをケアできるよう組み立てられたプログラム。体が硬い人でもストレッチ感覚で取り組める動きですが、行う際に以下3つの心得を大切にすることで、体がより上向きに変化していくそう。

〈ムーンヨガを行う際の3つの心得〉
●日々変動する、その日の自分のコンディションを認識する。
●コンディンションにあったセルフケアを都度選択する。
●毎日10分でも良いので継続すること。

今回は、月が満ちていく「上弦の月の頃に効果的なポーズ」と、月が欠けていく「下弦の月の頃に行うと効果的なポーズ」の2つを教えていただきました。いずれもタイ式ヨガと呼ばれるルーシーダットンからのポーズです。


上弦の月のムーンヨガ「スーパーモデル」
動きや呼吸法で新陳代謝を促すことで、うるおいのある美肌づくりもサポート。美人ホルモンと呼ばれるエストロゲンの分泌が高まる時期なので、まずは睡眠を充実させ、五感を刺激するなど“ときめき”の時間も大切に。


下弦の月のムーンヨガ「弓のポーズ」
月経前の黄体期は体内に老廃物が溜まりやすくなるので、腸を刺激して便秘の解消などに効果的な動きを。この時期は交感神経優位でイライラしやすくなりますが、腹式呼吸を合わせることで副交感神経優位のリラックスモードに。


*こちらの動画は体右側にフォーカスした解説となっています。一連の動きを反対側でも同様に行いましょう。


体と上手く付き合うための地図、基礎体温表
そのほか『ムーンヨガ』では、月経にまつわるトラブルが起きてしまった時のレスキューケアも紹介されています。また、ムーンヨガとあわせて推奨されているのが基礎体温表をつけることだそう。

「基礎体温表は妊活だけではなく、PMS(月経前症候群)を楽にしたい、更年期が気になる、閉経後の体調管理、すべての女性に役立ちます。基礎体温の変化のグラフが理想とされる形にならない場合、そこには必ず何か理由があります。それが、いまどんなセルフケアをすべきかのヒントになるんです。」


最近は、目覚まし付・データ記録機能付きの体温計もあるので面倒くさがりさんでも大丈夫です。書籍巻末の「ムーンヨガ式 基礎体温表」には、月経の状態、運動、食事、睡眠、肌状態などを記入できる欄も。

体の声に耳を澄ませ、“セルフケア” 力を高められたら、石田さんがいう “自分の体の慈しみ方を知っている=自分の人生を切り拓く力のある” 女性に、確かにぐっと近づけそうですね!

石田ミユキさん PROFILE
タイ流セルフケアサロンOM NAMO(オナモ)代表。シューフィッターとして足元からの健康を学んだ後、タイへ渡りタイマッサージとルーシーダットンを修得、インド中央政府認定ヨーガ療法士の資格も持つ。現在はセルフケアに関わる分野で活動、ITM渋谷ヌアライフスクールも主宰し人材育成も行っている。http://om-namo.jp/
(石塚久美子)

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