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フランスでは授乳期間が3カ月も当たり前? その理由とは

Woman.excite / 2015年8月25日 6時15分

フランスでは授乳期間が3カ月も当たり前? その理由とは

フランスで出産すると必ず聞かれるのが「授乳しますか、しませんか」という質問。フランスでは、授乳するかしないかはママの決断であるという意識が強く、その基準となるのはママがハッピーかどうかということ。


© megustadesign - Fotolia.com


個人の選択こそが最優先
両腕でギュっと抱っこし、愛情に溢れる眼差しで見つめながら、自分の体の一部ともいえる母乳を朝な夕なにあげることは、疑いなく母子の絆強化に役立ちます。ただ、あくまでも手段の1つであり、これに限るものではありません。

個人の自由が尊重されるフランスでは、母子の絆を深める手段においても個人の選択が優先されます。その基準となるのが冒頭で述べた「あなたがハッピーである」ということ。

愛情を込めてミルクをあげることでハッピーな気持ちになれば、それだけで十分に絆は強化されます。実際に、我が家の娘のお友達も全員がミルク組。でも皆、母乳で育った娘となんら変わらず健やかな成長を遂げ、元気いっぱい、笑顔いっぱいの毎日を送っています。


自分のライフスタイルにマッチングさせて
「我が子が可愛くてしかたないけれど、子育てだけでは人生が味気ない…」というのは、昨今、多くのママが抱く想い。

特に、ビジネスの第一線でバリバリ働いたり、情熱をかけて取組むことがある女性の多くは、子育て以外にやりたいことがいっぱい。

でも、母乳をあげていると行動範囲や外出時間に制限がかかるため、思うように人生を愉しめないというのが現実。母乳をあげることで生じる制限がストレスになるなら、一層のことミルクにスイッチするのも一つのアイデアです。

一説には3カ月間授乳すれば母親の免疫が子どもに伝わるので、それ以上あげる必要はないと考えるママもいます。フランスでは3カ月で職場復帰するママも多いことから、母乳で初めても数か月後の職場復帰とともに断乳するケースも多々あります。

子どもはとても柔軟!
我が家の娘は母乳とミルクの混合で育ちました。日中と夜中は全て母乳で、就寝前だけミルクというメニュー。理由はまさしく、ママである私がハッピーでいられるメニューだったということ。

フランスのミルクは日本のものと異なり、とろみを帯びた、大層リッチな舌触りのものでした。そのため、腹もちも良かったようで、飲んだら朝まで起きずに寝てくれました。小さな子どもを持つ親にとって、夜、心穏やかに眠れることぐらい贅沢なことはありません。

母乳でもミルクでも、大切なことは、母が心から愛情を込めて子どもに接するということ。そのためには、母である私たちがハッピーであることが、もっとも大切なことですよね。
(タベ)

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