1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

育てにくい子どもを伸ばすにはどうしたらいい?

Woman.excite / 2015年8月29日 6時15分

写真

毎日育児に心血を注いでいるママたちは、自分の子どもに落ち着きがない、コミュニケーションが苦手、こだわりが強い、発達が気になるなど、個性的な特徴が見られるとしたら、どのように接してあげたら良いのか戸惑いますよね。

そんなママたちへのヒントが「育てにくい子どもを伸ばす魔法の言葉かけ」(片野晶子・著 さとうゆり・イラスト/アスコム)」に載っていました。


© hakase420 - Fotolia.com


本の中では、脳科学者としてのべ700人の個性豊かな子どもたちと関わってきた著者自身が、「育てにくい子どもを伸ばす魔法の言葉かけ」を通して、個性的な子どもを育てる母親一人一人に具体的な声かけの仕方を紹介し、励ましています。


「靴ひもを結ぶのがゆっくりなら お母さんがタイマーで時間を計りゲームにしてみましょう できたら思いっきりほめてください …もしできなくても同じようにほめましょう 『ここまでよくがんばれたね えらいね』 できるできないよりも自己肯定感が大切です」



行動が遅い子は自分に自信が持てないことがよくありますが少しずつ目標を設定してクリアしていくことで達成感が得られると著者は語ります。タイマーを用いることによってゲーム化することで、取り組みやすくする狙いもあるそうです。


ひとりごとが多い子に対しては次の言葉が紹介されています。

「ひとりでまたおしゃべりしてるのね ひとりでおしゃべりすると落ち着くし安心するよね でもお母さんのいないところではひとりのおしゃべりはやめようね あなたのお話はお母さんがいつでも聞いてあげるからね」




大切なのは、その都度子どもを叱るのではなく、声かけをしてあげて、気づけるようにということ。この話し方なら、子どもも「自分が受け入れられている、愛されている」と感じてくれることでしょう。

のんびり着替えをする子については次のように言うのが良いそうです。


「ていねいにやっててえらいね でもそろそろ幼稚園が始まっちゃうからママも手伝ってあげようか?」



マイナスの言葉をかけて本人のやる気をくじいてしまうのではなく、肯定的な言葉かけをして母親が手伝うことでルールを守ることを教えていくのだそう。

個性的な特徴を持つ子どもたちは、そうではない子どもたちと全く同じように、母親の愛と思いやりのこもった言葉を必要としています。子どもたちは、ほめられることによって自己肯定感が満たされ、心から喜んで、自信もつくことでしょう。そして同時に、言葉かけによって、生きるために必要なことも身に着けていけたら、幸せなのではないでしょうか。

最初から最後まで、子ども本人と子どもを愛する母親の気持ちに寄り添った、穏やかで優しい言葉で綴られた一冊となっています。育児をより良いものにしていくために、あなたも読んでみては?
(Woman.excite ママ編集部)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください