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筋トレ不要! ハート型の「美尻」をつくる超簡単な方法とは?!(動画あり)

Woman.excite / 2015年9月10日 12時0分

筋トレ不要! ハート型の「美尻」をつくる超簡単な方法とは?!(動画あり)

美尻ってなんでしょう? プリッとしたお尻、小さなお尻、セクシーなお尻…、人によって好みは違うものですが、共通するのは立体的であること。理想の大きさは違っても、ハート型に近い丸いお尻です。


© lemonspeed-Fotolia.com


「昔からヒップアップには定番エクササイズがありましたし、最近では“美尻スクワット”が流行していますね。でも、アラフォー以降の女性が、そんなにいつもお尻を締めてばかりいては”ピーマン尻”にまっしぐら! 素敵なヒップの形からは遠ざかってしまうと思うんです」

と、女子のお尻トレーニングに注意を促すのは、ボディワークプロデューサーのkyo先生。オリジナルの自己骨盤調整メソッド「ビューティ・ペルヴィス®」を展開し、日本女性の身体を美しく整えてきたスペシャリストです。


「美しいお尻は、機能美・健康美を兼ね備えているべきだと思っています。男性は男性らしく、女性は女性らしくということ。男性と女性では骨盤の形が違いますし、骨盤底筋に至っては、構造からして大きく異なるんですから」(kyo先生)

女性の骨盤は妊娠・出産に適応するよう横に広い形をしているのに対し、男性は動きに特化するため細い形になっています。しかも男性の骨盤底には穴が1つ(肛門)しかなく、骨盤底筋も縦に細いので、お尻の穴を締めるだけで瞬発的に骨盤底筋を収縮させることができる。即ち、一瞬で力をこめることができます。


一方、女性の骨盤底筋は、支えている臓器が男性より多い上に、穴が3つ(肛門、膣、尿道)あり、面積が横に広く筋肉が複雑に重なり合っています。そのため、一気にすべての骨盤底筋を収縮させることが難しい構造です。男性と同じようにお尻の穴を締めても、お尻側の骨盤底筋しか収縮されないので、後ろから前まで意識してまんべんなく鍛えなければならない。なかなか鍛えにくいので、女性は高齢になると尿もれしやすくなるというわけです。


男性と女性、外国人と日本人、ヒップを鍛えるトレーニング法は違うはず!
「骨盤底筋のしくみを考えてもわかるように、そもそもスポーツは全般的に男性向けにできています。お尻や腰を含む骨盤周りも、男と女では鍛え方も違うはず。ヒップアップしたいからといって男性と同じようにお尻を締め続けていたら、お尻が硬くなって凹んでいくばかり。特にアラフォー世代からは、それで丸いヒップに近づくことは難しいでしょう。


© Kaspars Grinvalds - Fotolia.com


女性のお尻は、中心の骨盤底筋はしっかり弾力があって強く、外側はある程度脂肪が付いていて柔らかいのが理想。『芯の強い女性が魅力的』なんて言われるのはそこから来ているのかもしれません。逆に男性は、外側がガッチリ硬く締まっているのがカッコイイじゃないですか。女性のお尻の締めすぎは禁物です!」(kyo先生)

たとえば、人気の「美尻スクワット」も、ちょっとした注意が必要。やり方によっては締めすぎて、固く男っぽいお尻を作ってしまうことになりかねません。特に沈み込んでから立ち上がるとき、膝を伸ばしきってお尻をギュッと締めすぎないこと。膝は伸ばしきらずに、お腹と骨盤底筋を引き上げる意識が大切です。膝を開かずに、両脚を平行にしてやったほうがお尻によけいな力が入りません。


©Yurok Aleksandrovich - Fotolia.com


そもそも美尻スクワットは、アメリカで人気でした。欧米人やアフリカ人は、立体的で豊かなヒップの女性が多いもの。筋肉量・脂肪量が日本人とは違う上、腰椎のカーブも異なります。

日本人は腰椎のカーブが小さめで偏平。しかも現代女性は椅子に深く座らず、悪い姿勢でスマホを使い続けることが多くなったせいで、S字カーブが不自然で、骨盤が後傾している人も少なくないそうです。

今まで見たこともないほど楽ちん! 日本人仕様の美尻メイクエクササイズ
「長年かけて固めてしまった筋肉、その習慣でゆがませた骨格は、すぐに矯正することは難しいもの。それは、いったんゆるめて再教育するしかありません。骨盤周りをゆるめるには、ゆらしたり叩いたり、が最適。よくほぐれて柔らかくなったら、締めすぎないようにヒップアップ効果のあるエクササイズをしましょう。寝る前の数分間でできることなら、毎日続けられますね!」(kyo先生)


©Photo-maxx -Fotolia.com



さあ、動画で見てみましょう。



思った以上に簡単だと思いませんか? お尻をゆるめるポイントは、完全に脱力したかかとで叩くこと。幼児が「ヤダヤダヤダヤダ〜」と駄々をこねているような感じです。200回、300回とたくさん叩くほどほぐれます。

この駄々っ子エクササイズは、O脚やX脚の調整にも効果があるそう。kyo先生のレッスンを受けていた高齢の女性は、最初、膝が湾曲していたのですが、1日300回の宿題を続けているうちに、脚が真っ直ぐになってきたのだそうです。

お尻周りがゆるんだ後、うつぶせになり、骨盤底筋ごとお尻を締めたりゆるめたり…。これだけでハート型の美尻ができるなら、今夜からやらない手はありません!

kyo(小林 亨)プロフィール

ボディワークプロデューサー。1983年より幼児体操から大人の健康づくりの体育指導を始め、2001年からはフィットネス業界にて、骨盤を中心に全身を整えるプログラムをスタート。2005年にはスタジオ・ヨギーにてオリジナルの自己骨盤調整メソッド「ビューティ・ペルヴィス®」を展開。2015年5月、現代人の体にマッチしたプログラムを発信するスタジオ「b-i Style」(ビィスタイル)を外苑前にオープン。しなやかな美ボディを目指す男女に人気を得ている。同時に、指導者の育成にも努める。骨盤や骨盤底筋に特化した著書も多く、近著は「ビューティ・ペルヴィス®骨盤調整でキレイになる3週間プログラム」(主婦の友社)。
http://www.b-i-style.com

画像協力:有限会社ラウンドフラット発行「見るみるわかる 骨盤ナビ」
http://www.roundflat.jp/
(蓮見則子)

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