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家族がいるからこそ、お金が増える!ってどういうこと?(家族のお金が増えるのは、どっち!? 特集-1)

Woman.excite / 2015年9月13日 5時15分

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© mnimage - Fotolia.com


「多くの方々が、お金のことを考えるときに、ある存在をイメージしているんです」と語るのは、元・銀行支店長の菅井敏之さん。菅井さんのプロフィールについては、コチラ。

「お金」のことを考えることは、家族のことを考えること
ある存在とは、そう、「家族」のこと。多くの人は、ただ「自分のお金を増やしたい」というだけではなく、家族の生活を豊かに楽しくするために、子どもの将来のために、お金に関する知識を深めたいと考えている。

家族を「豊か」にするために、あなたがすべきことは?
一言で『家族』といっても、あなたにはいくつかの役割がある。

1.「親」としての役割
2.「子ども」としての役割
3.「夫」、または「妻」としての役割

あなたは「親」でもあり、「子ども」でもあり、「妻」でもあるかもしれない。家族の中では、役割はひとつではない。いろいろな役割がある。(「孫」の場合もあるだろう)
この「役割ごと」の、お金の「増やし方」「守り方」がある。それを知っていれば、家族は豊かになっていく。


「連結」で考えると、お金は増やせる!
25年間、メガバンクの三井住友銀行に勤めてきた菅井さんは、2つの支店で支店長も経験した。銀行での大きな仕事のひとつに、お金を「貸す」ことがある。この会社に、この人に、お金を貸しても大丈夫かを見極め、貸付の判断をする。では、銀行は、どんな会社、どんな人にお金を貸したいのだろうか? 

「たとえば会社にお金を貸す場合、もちろん、その会社自体の収益や今後の見通しを考慮しますが、もうひとつ大切な要素があります。それは親会社や子会社などの状況も見て、『連結』で審査すること。要は、グループ全体を見て、お金を貸すかどうか判断するのです。」(菅井さん)

「親」との関係、「子ども」への教育
これは「個人」も同じ。お金を借りる際には、その人個人の「信用」だけではなく、グループの連結、つまり親(場合によっては、子ども)の資産内容も関係してくる。つまり、「親」との信頼関係のパイプをしっかり繋げ、子どもへのお金の教育をしっかりすることで、家族全体として豊かになっていくのだ。

家族がいるからこそ、お金が増やせる
「『年収が低いから、家が買えない』。『子どもには、大したお金も残してやれない』。そんなふうに落ち込む必要はありません。『家族がいるとお金がかかる』とよく言われますが、これは常識にとらわれた考え方です。私がいちばんお伝えしたいこと。それは、『家族がいるからこそ、お金は増やせる』ということです。家族全体のチカラを引き出せば、資産を増やすことができるんですよ」と、菅井さん。

・「子」は、親の資産に「関心」を持ちましょう。
・「親」は、子どもがお金を増やせるように「教育」しましょう。
・そして、「みんな」が、「家族を豊かにする」意識をもちましょう。

次回からは、再び質問形式で、それぞれの具体例を探ります。

家族とお金の関係に興味がある人におすすめの本
◇家族のお金が増えるのは、どっち!?
(著者:菅井敏之/アスコム) 定価:本体1300円(税別)

(楢戸ひかる)

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