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道端カレンさんインタビュー! いま改めて語る 「美と健康の秘訣」 とは? (後編)

Woman.excite / 2015年10月23日 15時40分

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道端カレンさんにお話を聞く2回目。前編では、「美しさは健康の先にある」「食事・運動・睡眠、3つのうちどれが欠けても健康でいられない」というカレンさんの生活スタイルから、食事と睡眠についてうかがいました。後半は、カレンさんの美しさを支えている運動についてです。


運動が続かない人へのオススメは、カレンさん自身も効果を感じた「ラジオ体操」
一昔前のモデルは、運動をして筋肉をつけることなどは重要視されていませんでしたが、カレンさんは日常的に水泳やランニングを行っています。いつのまにかロードバイクやトライアスロンの大会に出場するほどのスポーツ好きになったとか。自宅には、自転車の車輪を固定して漕ぐことができるようにし、ロードレースをイメージしたトレーニングをしたり、エアロバイクのように使ったり。

カレンさんほどではないにしろ、アラフォー女子はやはり多忙。美と健康のためには、運動をしたほうがいいと頭でわかってはいても、なかなか始められない。または、始めても長続きしない人が少なくありません。カレンさんのように運動習慣を身につけるコツはあるのでしょうか?


「運動を始めたのは、25歳で出産してからなんですよ。産後、食事制限だけでは体重は落ちても見た目は良くならないと思ったので、ヨガと筋トレを始めたんです。そこでボディメイクの意味が体感としてわかった感じでした。

28歳で二人目を産んだとき、また運動すれば体型は戻せるなと思っていたんですけど、『あれ、運動時間がないや』と気づいた。新生児を置いて、走りにもジムにも行けないじゃないですか。その頃、上の子とテレビを見ていたら、朝6時半からラジオ体操をやってたんです。私もやってみましたよ、ラジオ体操のテレビ版を。

そしたらこれがすごくいい。テレビ版ラジオ体操の良さは、目の前で見本をやって見せてくれるということ。1人でやるのじゃないので、体操がよくわかる。たったの3分間なんですけど、真剣にやると汗もかきます。しかも、継続できると達成感も満足感もあったりするんですよ。

たとえば、これからダイエットしたいと思ってシューズを買って走りに行っても、たぶん続かない人が多いですよね。私もそうでしたけど、三日坊主になっちゃうんです。すると、やっぱり自分はダメだと思ってしまう。

でも、自己肯定は大事なんです。自分はやってるという満足感や、運動した気持ちよさ、ポジティブな要素が乗って来ないとなかなか継続できない。30分のランニングや筋トレはできなくても、3分のラジオ体操ならできる。それで達成感が得られるなんてすごいことでしょう」


そしてカレンさんは2人目の産後10カ月間、ラジオ体操を続けました。毎日3分間だけなのに、「すごくトレーニングしてる」と人に言えるほど。実際に体が変わるとさらに自信につながり、自分を褒めてあげられたそうです。なかなか運動ができないと思っている人は、テレビ体操を入り口にするのも手なのです。


「ラジオ体操は実際に効果があります。むくみも取れます。そこで運動習慣がついたら、『運動が好きかも』『私も継続できるんだ』と、自信になりますよね。次はどんなトレーニングをしようかなとか、ジムに行ってみようかなとか、そういうふうにポジティブなほうにマインドが向きますから! ぜひやってみてください、ラジオ体操」

賢く利用すれば、ママチャリでもボディメイクはできる! と伝えたい
カレンさんが最近出した本に『痩せる、くびれる、ヒップがあがる!ママチャリダイエット』があります。トライアスロンにも出場するというカレンさんがママチャリ? という声が聞こえてきそうですが、これもラジオ体操と同じこと。

2年半ほど前にトライアスロンを始め、ロードバイクにも乗るようになったとき、カレンさんはいつのまにかボディラインが変わっていることに気がつきました。それをママチャリで試したところ、やはり効果が出るとわかり、その方法を女性に伝えたいと思ったのがこの本を出すきっかけに。小さな積み重ねがボディメイクにつながることを、カレンさんは自ら証明しています。


「ママチャリでスーパーに買い物に行って帰ってくる20分間、通勤の10分間、何も考えずに乗っていたら何も生まれない。でも、忙しい私たち、その時間をエクササイズになるように意識して乗ったら、お金も時間も使わずに体が変わります」

自転車によって感じたダイエット効果は、著書の中にいろいろ書かれていました。中でもいちばん実感したのはどんなことでしょうか?

「ダンゼンおしりが上がったことと、脚が引き締まったことですね。実は最初、自転車に乗り続けたら脚が太くなるのかなと思っているところはありました。半信半疑のまま2年半…、逆でした!

私、もともと太腿の内側、内転筋が弱くて、セルライトができやすかったりするんです。内側がたるんでいる感じがして好きじゃなかった。それが最近、気にならないくらいハリが出てるんです。自転車に乗るときに常に意識している内転筋が上手く使えるようになったということだと思いますね。

きれいに筋肉がついているほうがいいですよね、ただ細ければいいというのではなくて。日本の若い女性は、細ければなんでもいいみたいな感じがありますけど、その誤解が解けていけばいいなと思います。やっぱり、体には筋肉が詰まっていないと、たるんでしまう。美しさの要は、いくつになってもたるみを起こさせないための筋肉だと思うんです。太腿でも二の腕でも、出したときに触りたくなるような。そういうのは食事制限だけでは作れないですもんね」

でも、自転車なんて何年も乗っているのに痩せない人もいます。それに「自転車は太腿が太くなる」とまことしやかに言われていますが、カレンさんが細くなると言うのはどうしてでしょう? 私たちの脚も細くなりますか?


「自転車は脚が太くなる」という認識は大きな間違い! 細くなります!
カレンさんが本の中で紹介しているママチャリダイエットは、単に自転車を漕ぐだけのメソッドではありません。まず変えるのは、ママチャリ自体のセッティング。ポイントはサドルとハンドルの高さです。


ママチャリは、スポーツサイクルなどに比べて、サドルが大きく低く、逆にハンドルが高くなっているという特徴があります。それは「スピードは出さず、楽に座る」という目的のためだけ。このため、どっかりとお尻に体重をかけて座ることになり、結果として、脚の前側やふくらはぎなどを使って漕ぐことに…。これでは脚が太くなってしまうのはあたりまえ。ギアを重くして坂道などを登ったらなおさらのこと、筋肉が太くなっていきます。

それをスポーツサイクル的なポジションに替えて乗るのがカレンさん流「ママチャリダイエット」。サドルを上げてハンドルを下げるという正反対のセッティングにして乗るのです。これだけでも同じママチャリが「痩せマシン」に変身!


「太腿の前やふくらはぎなど、小さな筋肉を使って漕げば、使った分だけそこは太くなります。海外でロードバイクに乗っている人を見ると、たいてい脚が細いんですよね。脚を使わずに乗っている。それで痩せるんですよ、自転車は。ママチャリも、私流のセッティングに替えると、否が応でも乗る姿勢が変わります。どっかり座る感じじゃなくなる。脚も無理に使わなくてよくなり、ハムストリングスや大臀筋など大きな筋肉だけ使うようになります。詳しくは私の本を見てくださいね」

では、最後にカレンさんに質問。アラフォーになったからこそ、これから新たに意識していきたいことは?

「アラフォー世代は女性の体が変わるとき。卵巣の機能が低下して、女性ホルモンが減っていく年齢です。更年期に近づいていく時期ですが、いかに女性らしくいられるかがテーマになってくると思います。だからといって無理に女らしさを出そうと頑張るのではなく、自然がいい。そういう意味で、私、理想とする女性がいるんです。それが、今回の本でもお手伝いをしていただいた、ボディワークプロデューサーのkyo先生。体のラインが女っぽくて、肌も潤っているし、上品で艶っぽい。50代というのに女性らしさに溢れている感じがするんです。まさに私が目指す大人の女性ですね」


『痩せる、くびれる、ヒップがあがる!ママチャリダイエット』には、20分のDVD付き。カレンさんが自らママチャリに乗って実践して見せてくれるのが嬉しい。この本を見て、ママチャリダイエットを試してみたい方に、カレンさんの直筆サイン入りの本をプレゼント! 詳しくはこちら↓
http://kirei.woman.excite.co.jp/present/20151001151549057/


道端カレンさんインタビュー! いま改めて語る 「美と健康の秘訣」 とは? (前編)はこちら >>

道端カレンさん PROFILE
1979年6月25日生まれ、福井県出身。母は日本人、父はアルゼンチン国籍を持つスペイン人とイタリア人のハーフ。3姉妹の長女で、次女は道端ジェシカ、三女は道端アンジェリカ。15歳のときにモデルデビューし、雑誌、広告、テレビでも活躍。2004年に長男、2007年に次男を出産。最近ではママとしての一面も生かし、テレビやトークショーに出演する他、社会貢献活動などにも取り組んでいる。ジュニアアスリートフードマイスター、ジュニア野菜ソムリエ、食生活アドバイザー、ジュエリーコーディネーターなど多数の資格を取得。趣味でトライアスロンにも挑戦。2015年9月、DVD付き自らの体験から発案したボディメイクの本『痩せる、くびれる、ヒップがあがる!ママチャリダイエット』(講談社)を発売。http://ameblo.jp/karen-michibata
(蓮見則子)

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