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「誰か紹介して」、周囲に頼む前にすべきこと【女30からのシアワセ道 vol.11】

Woman.excite / 2015年11月7日 22時0分

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コーヒーカップを持つ手

皆さんは “食べる” ことはお好きですか? そして毎日当たり前のように “口にしているもの” をどのように考えていますか? アラフォーならば知的に「食」を愉しみ、美と健康につなげていただきたいもの。今回はにも大きな影響を与える「食」についてお話しいたしましょう。


© Alliance - Fotolia.com


“心の安定や豊かさ” の第一歩は、「食」にあり
私は子どもの頃から“食べる”ことが大好きで1年間365日、毎日違う食事を作った経験もあります。今となっては懐かしい思い出であり、考えられない行動でもありますが、それだけ私たち人間の体を作り上げている“食”に対しての意識が高かったのだと思います。

人間の欲求段階で “食欲” は生理的欲求として、一番最初に満たされるべき欲求です。

(1)生理的欲求
(2)安全欲求
(3)愛情と所属の欲求
(4)社会的承認欲求
(5)自己実現の欲求
※マズローの自己実現理論(欲求階層説)

そのため、心の安定や豊かさの第一歩に“食”は大きく関係し、“食”の楽しみ方によって満たされ度合いも変わってくるものだと感じています。

外食時の「店選び」で、人間的魅力を上げる
ステキなインテリアに囲まれたお店や、有名店に足を運ぶこと。女性は皆、そういう環境に身を置くことに高揚感を覚えるものでしょう。私もそのお店のイメージにあった洋服を選んだり、オシャレをして出掛けることは大好きです。



©Alliance - Fotolia.com


取引先との会食や友人との食事会、パートナーとの記念日など。ラグジュアリーな空間で過ごす時間は特別な気分に満たされ、士気が高まるとともに心に潤いをもたらします。女性性も刺激されて立ち居振る舞いを意識したり、価値観や考え方をふとみつめたり。自分自身を振り返るきっかけになるものです。

ただし、毎日そういうステキ感溢れる「非日常的な環境」ばかりにいるわけにはいきません。

私たち人間は、後光効果でつい有名店ばかりに心を奪われてしまいがちですが、様々なジャンル、そしてカジュアルなお店にも身を投じ、視野を広く持って楽しめることで人間的魅力が増していきます。素材のひとつひとつを楽しみ、そのお料理にあったお酒を嗜む。お酒が飲めなくてもそのお店の雰囲気に酔いしれる。きっと新しい発見から話題も豊富になり、粋で格好イイ大人の女性に、気がついたら変化していたなんてことがあるかもしれませんね。

「このお店が好き!」は勿論OKです。しかし、凛とした自分を演出できるラグジュアリーなお店と、カジュアルにリラックスして素の自分を出せるお店。両方の良さを知った上で楽しめる女性は、人としても女性としても別格だと感じるのです。


「幸せスパイラル」を巻き起こす “食べ方” を知ろう
自分の心と体が喜ぶ “食” を知っていますか? 心から「美味しい」と感じることができるひとつのきっかけとして、自分の心と体が喜ぶ食材や調理法などを知っておくことは、とても大切です。

「わー美味しい!」と心から笑顔でいる女性を見ると、共感する気持ちが芽生え、自然と笑みがこぼれるもの。見ている周囲の私たちも「美味しい」という幸せな気持ちをおすそ分けしていただいたような感覚になります。そういう、周囲を気にしない自分だけの“食べる幸せ”。そのホッとしている内面からの表情は周囲に伝わり、周りも幸せを感じるいいスパイラルが巻き起こるのです。

                         

© 2mmedia - Fotolia.com


私は肉・魚・野菜… なんでも好きです。ただ、種類によって調理法の好みもあり、食材の良さをいかしながら「幸せ」を感じる食べ方を考えます。私は体が冷えると “心にも栄養が行き届かなくなる” 傾向があるため “冷え対策” をテーマに「汁物」のレパートリーを考えることを楽しみ、“食べる前” からワクワク度を無意識に高める癖があります。例えば、こんなふうな愉しみ方でもよいのです。皆さんが、心から美味しいと感じる食べ方を探してみてください。



© nd3000 - Fotolia.com


また、誰と食べるかも重要なポイントです。どんなに高級食材をいただいていても緊張や不安感が心の中を駆け巡っていると、味を感じません。そんな経験はありませんか? “食”を通して大切な人との時間を共有する。心と体が喜ぶ “食” には誰と一緒に“食”の時間を過ごすかも重要な要素となります。


自分だけの “秘密基地” を持つ大切さ
臨床、コンサルティング、講演会、テレビ収録、取材など私は様々な場面で “心理” のお仕事に携わっていますが、それぞれの仕事終了後、ケースバイケースで私は「食べたい!」と思うものが異なります。

「帰りも遅いし準備をする時間が無い!」と少し焦り気味な時に思い浮かぶ食べもの。1人でひっそりと反省会のために訪れる料理が美味しいバー。「仲間と今夜は語りたい!」そんな時に訪れる友人のお店。とにかく足をのばしてリラックスしてゆっくりしたい…、そんなときは自宅であり合わせのもので。



© Alliance - Fotolia.com


どこも、私にとっては “秘密基地” なのです。素の私を受け止めてもらい、私がただの人になれる環境。ビジネスにおける “心理カウンセラー、メンタルトレーナー小高千枝” を演じなくてもいい環境が、私には必要です。こんなふうに食事の環境を変えることで、ON、OFFを使い分け、毎日のモチベーションをしています。

“食” にまつわる環境はとにかく大事。自宅で食事をする時も、テーブルコーディネートを考えたり、照明を少しおとしたり。そういった環境を整えることも “食” を愉しむひとつのきっかけとなるはずです。

職場での自分、妻として母としての自分。そして、ご近所付き合い… さまざまな顔をもって日々フル稼働をしているアラフォー女性のみなさんも、ぜひ “秘密基地” の考え方を取り入れて心からリラックスした “食” を愉しんでみてください。


「食べる」という無防備さが、心身をリラックスさせる
私たちは食べ物を食べるときに消化器系をフル稼働させます。その消化器系を動かすために副交感神経が働きます。この副交感神経は心の安定やリラックスを導き出す神経です。そして、食べるときに口を開くことは非常に無防備な状態を表現していること。私たちは忙しない日常の中、限られた時間や空間で無防備な自分をさらけ出しているのです。



© Alena Ozerova - Fotolia.com


それは自己承認のひとつとしても捉えられます。そういう自分を表現できることって幸せなことですよね。また、美味しいモノを食べることでの快体験は素直さや大らかさを生み出し、相手を受容する柔らかい気持ちも強くなります。“食”を通じた心の通ったコミュニケーションを皆さんも楽しんでみてくださいね。6

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