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忙しくてもできる! ヘアメイク草場妙子さんに教わる「大人のための乾燥対策」

Woman.excite / 2015年12月2日 11時0分

忙しくてもできる! ヘアメイク草場妙子さんに教わる「大人のための乾燥対策」

ヘアメイクアップアーティスト 草場妙子さん

これからの季節、アラフォー世代の肌の悩みの原因となるのが「乾燥」。乾燥すると、肌荒れして化粧ノリが悪くなるほか、小じわシミができやすくなるなど、肌のトラブルに繋がります。


とはいえ、「忙しくて時間がない、何から始めたらいいかわからない」という人に “これだけはやっておきたい” スキンケアのポイントとおすすめアイテムを、ヘアメイクアップアーティスト草場妙子さんに伺いました。

「奪いすぎない保湿」が鍵。ミルククレンジングがおすすめ
草場妙子さんは、雑誌や広告、CMなどで幅広く活躍するヘアメイクアップアーティスト。コスメ好きが高じて、インスタグラムではおすすめの美容アイテムを紹介し、普段のメイクに悩む大人の女性たちにも大変好評です。

「自分で買って試して、いいと確信したものだけをアップしています。もし迷っていることがあれば、こういうものがあるんだとか、ずばりそのものを買わなくても似ているものを試してみよう、と誰かのヒントになればいいなと思ってやっているんです」と草場さん。

草場さんのインスタグラム @kusabataeko

そんな草場さんに伺った、大人の女性が気をつけるべきスキンケアのポイント。まず注意しなくてはいけないのがクレンジングだといいます。

「乾燥すると肌のバリア機能が低下し、外からの刺激を受けやすくなり、皮膚が硬くなるなどマイナス面ばかり。そんな乾燥で悩んでいる方の多くは、きれいに洗いすぎている印象があります。

以前は『とにかくきれいに汚れを落として、しっかり保湿しましょう』といわれていたので、その刷り込みがずっと残っていて、大人になってもきれいに洗いすぎてしまう。それが乾燥肌を引き起こし、より悪化させてしまうんです。

そこでおすすめなのは、一番肌にやさしく、しっとりとした使用感のミルククレンジング。汚れを落とすのに必要な、界面活性剤の配合量が比較的少ないんです」

ミルクタイプのほか、草場さんが最近愛用しているのが、クリームタイプのクレンジング。ローズヒップオイルを贅沢に使い、洗い上がりがしっとりします。「トリロジー」クレンジングクリーム 200ml \4,300(税抜)

「もちろん汚れ落ちがよくなくなりますが、その分必要な皮脂や油脂を奪いすぎません。極論を言えば、汚れが残ってもいいから皮脂を取りすぎないことが大切。潤いがほしい、しっとりとさせたいときは、“与える保湿” より “奪いすぎない保湿” というのが、私がスキンケアの要としていつも思っていること。だからミルククレンジング、その後のダブル洗顔はしないことをおすすめします」


ブースターや美容液として。オイル使いのコツ
では、保湿はどのようにすればいいのでしょうか?

「一番大切なのは自分できちんと知ること、わかること、感じること。例えばいつものスキンケアで化粧水と乳液を使っていたら、いつもと同じもの、使い方で潤ったと思えればそれでいいんです。でも『なんか乾燥する、化粧ノリがよくない』と感じるのであれば、そこでやり方か、ものを変える。

もし、ものを変えないのであれば、いつもの化粧水を重ねづけしたり、乳液を多めに塗ってパックするなど、ちょっとした工夫で変わってくると思います。翌日、自分の肌の状態を見て、自分のベストを見つけましょう」

草場さんのおすすめオイルのひとつが、「SHIGETA」のEXオイルセラム。抗酸化作用が豊富で、ローズヒップやトマト、クランベリーをベースにした、女性らしく大人向けのいい香り。こっくりと重たいオイルで、これからの季節にぴったりです。/15ml ¥7,000(税抜)

また、スキンケアをするタイミングもすごく重要です。特に入浴後は急激に乾燥します。だからお風呂から上がるときに、お子さんがいる方はちょっと待ってもらって、顔をタオルで拭いてオイルを手に取り、なじませてから、ゆっくりと子どものことをしてあげる。

オイルはとても優秀で、ブースターの役割をしてくれるんです。分かりやすく言うと、乾いた土壌にそのまま水を与えるのではなく、ある程度耕したところに水を与えると、しっかり保水できますよね。オイルをつけることによって、そのあとのスキンケアの成分をきちんと受け止められる肌を作ってくれるんです。化粧水は蒸発して乾いてしまうのですが、オイルは残ってくれるので、渇きを感じないところもいいですね」


自分に合った「オイル」の選び方
オイルは、自分の好きな香りを基準に選ぶことが重要。さらに鉱物油が主成分で肌に蓋をして保湿するタイプのオイル(ベビーオイルなど)ではなく、大人は肌に浸透させる植物性のオイルを選んで、と草場さん。

顔だけでなくボディにも、入浴後の体が濡れている状態でなじませると、タオルであまり拭く必要がない状態になり、ヌルヌル感も軽減されるそう。時間がなくてマッサージできないという人にも、簡単にできるセルフケアです。

「オイルをひとつ持っていると、美容液として化粧水の後にも使えて便利。また、いろいろなものに混ぜられるという利点もあるので、例えばボディークリームに混ぜると保湿力が上がり、のばしやすくなるのでなじみやすいです。さらに髪の毛につけて髪の保湿も。私は肌につけてしみるものに出合ったことがないので、肌荒れしているときにまず使ってみては?」


ヘアにも「乾燥対策」を忘れずに
「髪の毛はダメージを受けるとなかなか戻らないので、本当に気にかけてあげて。まずシャンプーを変えると、髪のまとまりも変わります。最近はノンシリコンが流行っていますが、きしんでしまうものも多いですよね。そこでおすすめなのが、『THREE』のシャンプー。ノンシリコン処方ですが、シャンプーした後、トリートメントをした後のような感触があり、流した瞬間に、ほかのものとは全く違うと実感できます。髪の短い人は、トリートメントは必要ないくらいしっとりします」

「THREE」スキャルプ&ヘアリファイニングシャンプー/300ml ¥4,500(税抜)

髪を洗った後の保湿には、この2本がおすすめだそう。

「広がる髪をほどよく落ち着かせるには? とオイルにたどり着きました。つやが出て乾燥からも守ってくれる『パーフェクトポーション』は、ローズマリーやゼラニウムの、ハーブの香りがとても清々しくていい香り。地肌に塗ってマッサージできるオイルなので、安心して使えるところが気に入っています。

「パーフェクトポーション」ヘアー&スカルプエリクサー/50ml ¥3,200(税抜)

また、『ジョンマスターオーガニック』のヘアスプレーで、あらかじめ内側に水分を入れて、オイルでさらに保湿すると、一番乾燥しにくくなります。ただ、オイルはどうしても重さが出るので、ベタつきが気になる方にはおすすめしません。個人差があるので、自分にとって必要かどうか見極めてくださいね」

キューティクルを保護し、ドライヤーの熱からもガードしてくれるトリートメントミスト。「ジョンマスターオーガニック」G&Cリーブインコンディショニングミスト/125ml ¥3,400(税抜)

最後に、忙しい大人の女性たちへ、草場さんからスキンケアのアドバイス。

「疲れていて、もうケアができない…というときは、体が睡眠を欲しているので、それでいいと思います。ただ、『忙しいからできないのは仕方がない』と、それが日常となってしまうのはもったいない! 少しでもセルフケアができると自信にも繋がるし、メンタルがポジティブになると肌にもいいですよね。メリハリをつけて、できるときに楽しみながらやってみましょう」

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