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家の中にバスケットコート? 家族の夢が実現したマイホームに潜入取材

Woman.excite / 2015年12月8日 6時15分

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子どもが生まれると、自然とマイホームが欲しくなるもの。おもちゃはどんどん増えるし、小学生になれば勉強机だって必要。何より元気に動き回る子どもたちを見ていると、「広々した家で家族みんなで暮らしたいな」と思う人も多いのではないでしょうか。

そんな夢を現実にしたお家を静岡県静岡市に発見しました。なんと家の中がバスケットコートになっているというのです。今回、家の建築にも携わり、実際にこのユニークな家に住んでいる建築士の奥さま、松角さんにお話を伺いました。



──バスケットコートがあるお家なんて初めて見ました…! とってもユニークですね。どうしてこのような家を建てようと思ったんですか?
松角さん 家を建てようと考えだした時からバスケットコートが家の中にある住宅と考えていました。主人も私も学生時代から今までずっとバスケットをしていたんです。

──現在の家族構成を教えて下さい。
松角さん 夫と7歳の娘、5歳息子、それから1歳の次男、それから私の5人家族です。



──バスケットゴールはちゃんと2つあるんですね。バスケットコートの広さはどのくらいありますか?
松角さん 吹き抜けの壁面前後に2箇所あります。一つは中高校生が使う一般用の公式の高さ、3,05メートル。もう一つはミニバスの公式の高さ、2,6メートルです。コートの広さは35.67平方メートル(だいたい10.8坪・21.6畳)です。この広さには理由があって、通常の体育館にある台形の横幅4.9メートルを優先にコートの幅を決めています。



──すごいこだわりですね! 2階はどうなっていますか?
松角さん 2階は体育館のキャットウォークをイメージして回廊にしています。回廊にはライブラリーを兼ねて本棚を設置しました。大人でもストレスなくシュートが打て楽しめるよう、吹き抜けの高さを6m確保しています。



──ゴールを設置するのがとても大変そうに思えるのですが…。
松角さん 1階の壁がボールを当てても大丈夫なようにベニア板にしていて、その壁を自分で塗装したところが大変でした。




──設計するとき、どんな家を完成させたいと思っていましたか?
松角さん 子どもが自由に楽しめる、動き回れる家を完成させたいと思っていました。子どもも楽しいけど、親も楽しい家。友達がわいわい集まって話せる遊べる家が夢でした。

──子どもたちは家が完成してどんな反応をしていますか?
松角さん 毎日楽しそうで、家が大好きになった様子です。来客してくださった方もとっても驚かれて、ワクワクした反応をしてくださいます。



──実際に過ごしてみていかがですか?
松角さん 子どもと関わる要素が増えました。子どもが動き回る範囲や動作の制限をしなくていいのが何よりの魅力です。

──家族が増え、これから家を建てる人たちにアドバイスできることがあれば教えて下さい。
松角さん 住宅とはこういうモノだという、固定概念を一度なくして、本当に欲しいものは何か、家族がどう暮らしていきたいか。ということを純粋に素直に考えて家造りをしたら、どこにでもあるような家ではなく、自分たちの為だけの特別な「家」が出来ると思います。





実際に松角さんの住むバスケットコートがある家を見て、これまでの“住まい”という概念ががらりと覆されました。お子さんたちが家を大好きになる理由も納得です。

もちろん、バスケットコートとなるとある程度の広さは必要かもしれませんが、「自分のこだわりたい夢を実現させることは意外とできるのかもしれない」と思わされました。

これから家を建てたいと思っている人は、ぜひご自身の夢を建築士さんにお話してみるのが第一歩かもしれませんね。
(ウーマンエキサイト ママ編集部)



取材協力
有限会社 小泉設計室
KOIZUMISEKKEI.ltd ブログ

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