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運気も上昇?! 冬至に食べたい「かぼちゃ煮」のレシピ

Woman.excite / 2015年12月19日 12時0分

運気も上昇?! 冬至に食べたい「かぼちゃ煮」のレシピ

冬至といえば、柚子湯に入ることは知っていても、いったい何の行事かわからない方も多いですよね。今回は知っておきたい「冬至」の由来と、冬至にいただきたい美味しいかぼちゃのレシピをご紹介します。


© Subbotina Anna



冬至は「運気が上昇する日」?!
冬至とは、北半球において太陽の位置が最も低くなり、日照時間が一年で最も短くなる日のこと。日照時間が一番長い「夏至」の頃と比べると、4時間から6時間ほど差があります。日が短いと、暗い時間が長くて寂しい印象を持つ方も多いと思いますが、 “一番短い” ということは翌日からは日がどんどん長くなっていく、ということでもあります。

古来から中国や日本では、この日を境に太陽の力が強くなっていき、再び陽に戻るため「一陽来復」と呼ばれ、運気が上昇する日と言われてきました。



© sumire8


冬至の現象はもちろん日本だけではありません。世界各地でも冬至を機に、太陽が新しく生まれ変わる日として、いろいろなお祭りが行われてきました。みなさんが楽しみにしているクリスマスも、このお祭りとキリストの生誕が結びついたものだと言われているのです。


「運」のつく食べもので、縁起をかつぐ
運気が上がっていく冬至の時には「運」のつくもの、ということで「ん」のつく食べものを食べて縁起をかつぎます。例えば、にんじん、だいこん、れんこん、なんきん(かぼちゃ)、ぎんなん、きんかん、いんげんなどですね。

© mnimage © kei u © tea

「ん」は「いろは」の最後でもあり、太陽の生まれ変わる最後「一陽来復」に通ずるとされています。もちろん運を呼び寄せるという意味もありますが、これらの根菜は身体をあたため、これから来る厳しい冬に耐えるだけの身体を作るという知恵でもありました。

冬至にはかぼちゃの他、小豆を使った冬至粥や、小豆とかぼちゃを一緒に煮たいとこ煮などがあります。小豆は平安の昔から邪気を払い、穢れを祓う食べものとされ、身を清めて明日へ向かうために食べられてきたのでしょう。



© yumehana


たくさんの野菜を用意しなくても、南瓜だけでも簡単に美味しい料理が作れます。今回はお鍋ひとつで作れる「かぼちゃ煮」をご紹介します。ほっこりとしたやさしい味で、お弁当にもぴったりですよ。


冬至に食べたい「かぼちゃ煮」のレシピ



<作り方 4人分>
・南瓜 1/4個(約400g)
・出汁(水+昆布5cmでもよい) 300cc
・砂糖 大さじ2
・淡口醤油 大さじ1と1/2
・酒 大さじ1
・みりん 大さじ1

1)南瓜は洗って種とワタをスプーンでとり、食べやすい大きさに切って、面取りをする。
面取りはピーラーでやると簡単です。

2)鍋に南瓜、出汁を入れて火にかけ、沸いたらすぐに弱火にして、砂糖、酒を加え3分煮る。

3)3分たったら淡口醤油を加えてペーパーで落としぶたをして、やわらかくなるまで火を通し、最後にみりんを加える。※このみで七味や豆板醤を加えるとよい。

血行促進・美肌効果も期待できる「柚子湯」で身を清める
冬至といえば、「柚子湯」も欠かせません。融通がきくようにと言われていますが、もともとは菖蒲湯と同じで、身を清めるための儀式のひとつです。柚子の強い香りが、穢れや鬼を払うと思われていたようです。



© suna


柚子の効果はそれだけでなく、血行促進、冷え性にも効き、風邪予防や美肌効果、精神の安定にもつながります。今年は柚子が豊作のようですので、多めにいれてお湯を楽しんでみるのもいいかもしれません。

2015年の冬至は22日。かぼちゃや柚子湯を楽しみ、翌日から来る新しい日を新しい気持ちで迎えてみてください。

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