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自家用ジェットでお買いもの! バブル世代の先輩に聞く、仰天クリスマスエピソード

Woman.excite / 2015年12月7日 12時0分

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12月に入り、街のキラメキもいよいよクリスマス一色。「でも、今年はイブが平日だからなぁ…」とイマイチ盛り上がりきれないアラサー世代に、好景気に浮かれていたバブル時代のクリスマスエピソードをご紹介! 平日クリスマスを思う存分楽しむマインドを教えてもらいました。



【参加者プロフィール】
【手前】沖 直実さん:イケメン評論家、ラジオパーソナリティ
バブル当時は、もっとも華やかだったテレビ局でアルバイトをしていた。

【中央】松本和子さん:マグマスパスタジオ「インシー」PR
バブル当時は、レーサー&ラジオのディスクジョッキーとして活躍。

【奥】A子さん(匿名希望):テレビ局勤務
バブル当時は、大学生から新入社員の時代。


■20日を過ぎれば毎日がクリスマス! 夜な夜などこかでパーティ!

――今年はイブが平日ということで、「おうちで彼とのんびり」「友だちと居酒屋でほっこり」という、わりと地味目な予定を組んでいるアラサー女子が多いようなのですが…。

松本さん(以下、敬称略):バブル時代というと1986年から1991年の5年間。イブが何回平日だったかは覚えてないんだけど、平日かどうかってそれほど重要じゃなかったよね。

沖さん(以下、敬称略):そうそう。20日ごろから毎日がクリスマス!(笑)。レストランを貸しきったパーティが代官山とか外苑前とか、あちこちで開催されていて、ハシゴしたよね。あと、ディスコ。六本木だとジェイトリップバーとかMカルロとか人気だった。

松本:ディスコ、行ったね。それからホテルのボールルームでのクリスマスパーティ。正装が基本だったから、男の人はタキシードだったし、わたしたちもめいっぱいオシャレして。

A子さん(以下、敬称略):イブ直前の週末が彼と過ごすクリスマス、というイメージですかね。日本中にお金が溢れていて、若手でも会社員の年収が高かった時代でもあったけど、大学生でも恋人とステキなクリスマスを過ごすために、アルバイトしてお金を貯めていた。フレンチのディナーコースがひとり25000円って普通でしたからね。さらにシャンパン飲んで、ワイン飲んで、クリスマスプレゼント、となると軽く6ケタになっちゃう。

松本:女性がお財布を開く時代じゃなかったし、ジャストフレンドな男性でも、クリスマスウィークに食事すればティファニーのキーホルダーとかエルメスのスカーフをプレゼントしてくれるような感じだったから、彼はもっと頑張らなくちゃいけなかった(笑)

■恋人からの定番クリスマスプレゼントはティファニーのオープンハート

沖:恋人からのクリスマスプレゼントの定番はティファニー。オープンハートが大人気だった。19歳でシルバーのオープンハート、20歳でゴールドのネックレスを恋人からプレゼントされると幸せになれる、っていうジンクスがすごく広まってたよね。なんだったんだろう、あれ(笑)。

A子:私もいただきました(笑)。うれしかったなぁ。デザインもすごくかわいかったし、シルバーなら1万円前後と値段がお手ごろだったことも理由ですかね…。当時は銀座三越にティファニーができたばかり(1989年)で、入店するカップルで行列ができたほど。寒空の下、大好きな人とワクワクしながら並んで、キラキラの店内のショーケースを眺めたのも懐かしい思い出です。





沖:売り切れで買えなかった男性が店内で泣き崩れたってニュースになったこともあったよね(笑)。当時の男性のクリスマスにかける情熱は、ある意味感動モノ!


■プライベートジェットで海外へ!? ぶっとびクリスマスエピソード

――バブル時代を経験された先輩でも「これはさすがに驚いた!」というクリスマスエピソードはありますか?

松本:プライベートジェットを所有している知人から、パスポートだけ持ってきてと誘われたんです。海外へ行くことは何度かあったので、ハワイあたりかなーと思っていたら、なんと行き先がヨーロッパ!

沖:ええええー!

A子:それはすごい…。

松本:そうなの。でも、さらに驚いたのが、現地での彼の買いもの。恋人にすっごく大きなシャンデリアを買ってあげていて(笑)。プライベートジェットだから機内持ち込みの制限はないっていっても、ねぇ(笑)。




A子:それは、恵比寿ガーデンプレイスの中庭のショーケースに入っているブランドのシャンデリアですか!?

松本:そう(笑)。彼女、すごく驚いてたけど、それ以上によろこんでた。あとは、好きな女の子のために、高級スポーツカーを何台も所有していた男性が、一台を彼女仕様のインテリアにカスタマイズしていた。“これからこの車の助手席はずっとキミのものだよ”って。

沖:自分のためにそこまでしてくれるなんて、彼女としては感激ですよね。そんなすごい話を聞いたあとだとショボクなっちゃうんですが、恋人とホワイトクリスマスを過ごすために、サプライズで当日にエアを取って北海道に行った人がいます。

A子:十分ステキですよ! サプライズでロマンティック、ということでいうと、木場の東京ヘリポートから飛んで、クリスマスの夜景をみながらクリスマスプレゼントを渡すとか…。ああ! あと、苗プリ(苗場プリンスホテル)に泊まってユーミンのクリスマスコンサートに行くのも定番だったんですけど、別のカップルの彼氏がふたりの思い出の曲をユーミンにリクエストしていて。人ごとながら感動しました。

■最後に、アラサー女子たちへアドバイス

松本:わぁ、それいいなぁ。女性って好きな人からのロマンティックなサプライズってたまらなくうれしいから。

沖:そう! バブル時代はお金が溢れていたから、それを使ってサプライズをしかけてたけど、サプライズはアイデアだから、お金がないからできないっていうのとは違う。ティファニーに行列するのだって、努力だからね。女の子はその努力もうれしい。




――たしかにサプライズはうれしいです! でもどうしたらしてもらえるんでしょうか?

A子:女の子が“どんなサプライズでもよろこぶよ”アピールをしたら、もっと男の子が頑張るんじゃないかな。こんなことしたら引かれるかなって、男の子もビクついているのかも。

松本:さっき話した車をもらった彼女も、わざとよろこんでいるわけではなくて、ホントにうれしかったと思うんですよ。さすがに車まではいかなくても、ちょっとした彼のアクションにふだんから素直にリアクションするのが大切なのかも。

沖:せっかくのロマンティックなイベントだし、街にはお膳立てが溢れてる。それをフックにしてアラサーの女の子たちにも思う存分楽しんで欲しいですよね。


撮影/秋山まどか 取材・文/簗場久美子

撮影協力/シェアバー・ユニオン
〒150-0022 東京都渋谷区恵比寿南1-8-8 RMビル3F
TEL:03-6712-2808

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