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着目すべきは“粘膜力”! フレッシュな膣を保つための方法

Woman.excite / 2015年12月12日 7時0分

着目すべきは“粘膜力”! フレッシュな膣を保つための方法

窓辺でくつろぐ女性

日本では、どうしても“人には言えないこと”と認識されているデリケートゾーンの話題。情報はたくさんあふれているけれど、人と比べたり話しあったりする機会もないため、自分の体ときちんと向きあう機会もほとんどありません。


© NinaMalyna - Fotolia.com



ところがフランスでは、最も信頼のおける親から性教育を学ぶ文化があります。膣ケアや生理、将来のセックスが、のちの体の健康や幸せな出産につながることを知っているからではないでしょうか。

また、フランスの母親は娘が初潮を迎えると、自らの指でデリケートゾーンの粘膜のチェックをさせることもあるとか。自分の体は自分で管理していくことの大切さを、身をもって体験させているのかもしれませんね。

今回は、デリケートゾーンケアとチェック方法をお伝えします。

■フレッシュな膣とはなにか
フレッシュな膣とはいったいどういうことでしょうか。まずは、きちんとぬれること。膣の粘膜は、鼻や口の粘膜と同じように体に侵入してくるウイルスなどの異物をブロックし、病気になるのを防いでくれるそうです。

“粘膜=免疫力”ですから、ぬれるということは免疫があるということです。なので、乾燥はNGです。化学繊維でできたおりものシートなどは、水分をうばってしまうこともあるので、自分の肌にあうものを使いましょう。



■健康的な膣の状態とおりものチェック
膣内には、デーデルライン桿菌という乳酸菌が存在するそうです。いわば、善玉菌です。このデーデルライン桿菌によって、膣内は強い酸性の状態を保っているのだとか。

そのため、多少の細菌が膣内に進入しても、繁殖を防いでくれるといわれています。しかし、洗浄を行いすぎると乳酸菌が減少してしまうため、膣ガルドネラ菌(悪玉菌)が増殖してしまうそうです。

放っておくと、さまざまな菌が膣内に入りこみ、増殖していくのだとか。この状態を細菌性膣炎といい、灰白色のおりものが増えて、いやな臭いを発するようになるのだそうです。

デリケートゾーンのトラブルを防ぐには、専用の洗浄料や美容液を使うことをオススメします。暴飲暴食や不規則な生活習慣にも気をつけましょう。

■デリケートゾーン専用コスメ
デリケートゾーンは、複雑にいりくんだ構造なので、アカや尿、おりものなどの分泌物がこびり付きやすくなっています。また大陰唇にはアポクリン腺という汗腺も存在しているため、放っておくと、どうしてもにおいが出てきてしまいます。

デリケートゾーンは皮膚が薄く粘膜も多いので、石けんやボディソープを直接つけるのではなく、しっかりと泡立ててから皮膚につけましょう。指の腹を使って、傷つけないよう気をつけながら洗うようにしてください。

ここで、潤いは保ちつつ、やさしく汚れを落としてくれる、デリケートゾーン専用のコスメをご紹介します。

オーガニックデリケート ウォッシュオイル(100ml/3,065円)
お湯ですすいだ後になじませて3分ほどで洗い流すだけ。植物由来の洗浄成分を中心とした「ハチミツ」「アロエベラ葉エキス」などの保湿成分が配合され、うるおいを与えながら洗うことができるそう。

アンティームフェミニンウォッシュ (100ml/2,160円)
オーガニックハーブを配合した、弱酸性のデリケートゾーン専用リキッドソープ。やさしく洗いながらも、においやムレをすっきりとさせてくれるそう。同シリーズのクリームやローションもあります。

アロメディカ フェミノール(100m/2,800円)
「ローズ」や「ゼラニウム」などの天然のエッセンシャルオイルを配合。デリケートゾーンのにおいやかゆみを解消してくれるそう。マッサージオイルとして、ボディに使ってもOK。

膣内を清潔にし、適度な保湿を保つということは、体全体の健康はもちろん、生理痛やPMSの悪化、不妊になる可能性を少なくすることにつながるといわれています。

自分の体のことは、自分が一番に知っておくべきです。これを機に、デリケートゾーンのケアをしてみてくださいね。
 
 
 

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