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処分に困るお正月飾り、正しい処分法を教えます

Woman.excite / 2016年1月3日 5時15分

処分に困るお正月飾り、正しい処分法を教えます

処分に困るお正月飾り、正しい処分法は?

あっという間に新しい年が始まりましたね。そろそろ仕事も始まって日常生活が戻ってくる頃でしょうか。お正月を迎えるために飾ったお正月飾りも、そろそろ外すことを考える頃ですね。

そこで今回は、あらためて聞かれると答えに窮してしまう「そもそも正月飾りとはいつ外すものなのか」そして「外した後は、どうするのが良いのか」について、ご紹介します。


© zyagariko - Fotolia.com


お正月飾りはいつから飾って、いつ外す!?
そもそも正月は、その1年の五穀豊穣を司る年神様をお迎えするもの
そして正月飾りは年神様を家にお迎えする目印として飾るもの。
よく見られる正月飾りには門松やしめ飾り、鏡餅などがあります。

では、これらはいつまで飾っておくのが正しいのでしょうか?
それは年神様がいらしている「松の内」、一般的には1月7日までとされています。
7日は七草の日でもありますから、朝食に七草粥を食べ、それから外すと覚えておくとわかりやすいですね。

鏡餅については、鏡開きが1月11日ですので、その日まで飾っておいてもよいそうです。
「鏡餅以外の飾りは『松の内』」と覚えておけば安心です。

※地域によっては松の内を小正月(1月15日)や二十日正月(1月20日)とする地域もあります。その場合は、それぞれの住んでいる場所に合わせたほうがよいでしょう。


お正月飾りの正しい処分方法は?
ではいよいよ次は、正月飾りをどのように処分すればよいのか、です。
ここでは2つの方法をご紹介します。

・お正月飾りの処分方法1.神社へ持っていく
「とんど焼き(どんど焼き)」や「左義長」「お焚き上げ」など、正式なお正月飾りの処分法としては、やはりこれらが考えられます。場所や年によって多少前後しますが、1月15日頃に行われることが多いです。

基本的には住んでいる場所の近くにある神社や、地域の大きな神社へ持っていきましょう。ただし、どこでも受け付けてくれるわけではないので、受付の可否、そして可能な場合の持ち込み締め切り日を神社へ確認をしましょう。

では、近くに引き受けてくれる所がないという時や間に合わなかった時にはどう処分したらよいでしょうか。その場合には、次の自宅での処分方法をご覧ください。

・お正月飾りの処分方法2.自宅で処分する場合
自宅の庭で焼くというのも可能だそうですが、さまざまな状況から難しいのが実際だと思います。現実的なのは「塩で清めて、ゴミに出す」という方法です。
年神様をお迎えする目印としたものをゴミと出すのは気が引けますが、これは神社でも紹介している方法です。下記を参照し、正しい方法を覚えておきましょう。

<正月飾りの自宅での処分法>
(1)自宅の神棚やお札の前へ置き参拝する
(2)新聞紙の上に飾りを乗せ、お塩でお清めをする
(3)そのまま新聞紙で包み、新しいゴミ袋に入れる
(4)感謝の気持ちを込めて、燃やせるゴミへ出す

参考:八戸三嶋神社


季節行事をきちんと行うという習慣が薄れてきていますが、行事を行う意味から方法まで学んでみると、楽しむこともできると思います。自分自身が知ることはもちろん、子どもにもしっかり引き継いでいきたいものですね。

(池田絵里)

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