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「お宮参りで大失敗!」 おかっぱちゃんの子育て奮闘日記 Vol.16 

Woman.excite / 2015年12月24日 9時0分

「お宮参りで大失敗!」 おかっぱちゃんの子育て奮闘日記 Vol.16 


息子の生後1カ月を祝って、お宮参りに出かけることになった。

そもそもお宮参りとは、その土地の守り神にこどもの誕生を報告し、健やかな成長を願うためのもの。せっかくの機会なので、わたしたち夫婦が結婚式を挙げた歴史ある東京の某神社でお宮参りをすることにした。

振り返れば結婚、妊娠と、今の住まいに引っ越してから大きな変化があった。息子の成長をこの土地の神様に見守ってもらえたらありがたい。

お宮参り当日、天気も良好。両家の家族が集まり、それぞれおしゃれをして、息子を囲む。息子には親戚がお祝いでくれた、可愛い刺繍の入ったベビー服を着せた。

家族全員、終始笑顔が絶えない。あぁ、なんと幸せな日なんだろう。



息子が誕生して一カ月が経ったのと同時に、わたしも母親になり一カ月。今日まで体調も良く、しっかり大きく成長してよかった。親バカだけれど、もうそれだけで親孝行な子だと言ってもいい。

お世話になった宮司さんに挨拶を済ませ、受け付けへ。

御初穂料をお渡しすると「こちらにお子さまのお名前をお書きください」と言われたので、お父さんになって、これまた一カ月の夫が気合いを入れて一筆書くことになった。

受け付けが終わり、しばらく待っていると、、

「あれ? 何か違和感が…」
名前を見直すと、これはびっくり!

息子の名前は、「歓」。
しかし、受け付けには「勧」と書いてあるではないか…!


「ちょっと! ちょっと! 間違えてるよ!!」と、激しく夫にツッコミを入れる。



「はははははは…、本当すみません」。申し訳なさそうな顔でわたしの両親に詫びを入れる夫。
まだ書き慣れていない息子の名前とはいえ、間違えるなんて相当な天然である。

大事なお宮参りにこんな珍事件を起こすなんて、さすがわたしの夫だ。

宮司さんも苦笑いをしながら「はは…、新しくお持ちしましょうか。」と快く差し替えてくれた。
子どもの名前を間違えるとは、あぁ、なんと恥ずかしい。もう一度、今度は間違いのないように綺麗に一筆、
「歓」と書いた。これで一安心。

しばらくして、わたしたちの番になり、本殿の中で祝詞をあげてもらう。

ドンドンドン!! と、太鼓の音が響き渡り、息子の名前が読み上げられると

さっきまで静かにしていた息子が目を丸くして「おぎゃ~わ~わ~わ~」と声をあげて泣き出した。

まるで神様と会話をしているようで、その声を聞きながらわたしは心の中で「この子が生涯にわたって健康でありますように」と願った。

これから先、育児に悩むことがきっと出てくるだろう。
そんな時はここに戻って来て、今日のことを思い出すんだ。
わたしはきっと、生涯にわたって、ずっとこの子の健康を願うだろう…。
(Boojil)

つづく

次回は「あいたたた…悶絶!骨盤矯正」をお送りします。

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