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「捨てる」のではなく「大切にする」、子どもに片付けを教えるためのヒント

Woman.excite / 2016年1月10日 5時15分

「捨てる」のではなく「大切にする」、子どもに片付けを教えるためのヒント

「物を捨てる方法」を教えるよりも「大切にすること」を教えるほうが、子どもに片付けを教える近道になる


© kazoka303030 - Fotolia.com


服も脱ぎっぱなし、おもちゃも本も出しっぱなしで「片付けなさい!」と注意しても一向に動かない子どもたち。こうしたママの悩みは、きっとどの家庭でも同じことでしょう。

「どうしてこんなに溜め込むの! 大切にしないなら全部捨てるよ!」と叱っても、懲りずに子どもは散らかし放題。結局ママが片付けをして、不毛なやりとりは繰り返されるばかり。今回は、そんな子どものやりっぱなしループを止めるヒントをご紹介しましょう。

片付けと心は密接に関係している
「物を捨てられない」「片付けられない」と感じる人の多くは「選ぶこと/選ばれること」「大切にする/大切にされること」が足りていない傾向にあるそうです。
そして、そのことは将来の人間関係や恋愛パターンにも影響を及ぼすと言われています。「大切にされたい」と願いながら「自分を傷つける相手」を選ぶようになってしまったり、他人と深く関われなくなったり…ということがあるのだとか。

だからこそ、「物を大切にする子に育ってほしい」と願うなら、ママ自身が「物を大切にしている姿」を見せることが必要になります。そして、物だけでなく子どもに対しても「あなたが大切」と伝えていくことが大事です。

人は言葉よりも、言葉の向こうにあるイメージを感じて動くもの。「自分は大切にされている」と感じてはじめて、子どもの中にも「大切にする心」が身につくというものなのでしょう。

「自分もうまく片付けられない」というママへの処方せん
子どもだけでなく、ママ自身も片付けが不得意で、悩んでいる場合もあるでしょう。そんな時の処方せんは「捉え方を変えてみる」ことなのだそうです。

たとえば、「捨てる」という言葉は「切り離して置き去る」というイメージを持たれがちですが、本当は「充分に大切にして、感謝して見送る」ということ。もしもママ自身が「物が多すぎて捨てられない」と悩んでいるなら、「物が多すぎる」と捉えるのではなく「自分がひとつずつ集めた大切なものがたくさんある」という捉え方に、意識して変えてみるとよいそうです。


さらに、試しに1日1つでも、それらのものをきれいに拭いたり磨いたりしてみましょう。

「食器を磨いて、気分良く家族と食卓を囲めるようにする」
「スマートフォンをきれいして、新品気分を味わってみる」
「鏡を磨いて、自分や家の中がより美しく映るようにする」
「背筋を伸ばして。洋服をいつもより丁寧にたたんでみる」

このように、1日1つずつでも物を大切にしていく習慣がついたら、結果的に「人の体は1つ。そして、時間は1日24時間。同時に大切にできるものの数には限りがある」ということに気づき、おのずと本当に大切なものがわかるようになって、物を捨てられるようになるそうです。

子どもは親の姿を見て、物を大切にするやり方を真似て片付け始めることが多いと聞きます。言葉ではなく行動(イメージ)で示していくことが大切なのですね。

「物を捨てる方法」を教えるよりも「大切にすること」を教えるほうが、子どもに片付けを教える近道になるようです。今回ご紹介した内容をヒントに、今年こそ片付けを頑張ってみませんか。

(森山亜美香)

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