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赤ちゃんの泣き方から何を言いたいのかを理解できるようになろう(前編)

Woman.excite / 2016年1月19日 13時0分

赤ちゃんの泣き方から何を言いたいのかを理解できるようになろう(前編)

赤ちゃんは理由も意味もなく泣くわけではありません。お母さんはその意味を理解できるようになれば、育児がラクになるでしょう

赤ちゃんが突然泣き出し、なかなか泣き止んでくれないとなると、お母さんは困ってしまいますよね。しかし、赤ちゃんは理由も意味もなく泣くわけではありません。お母さんはその意味を理解できるようになれば、育児がラクになるでしょう。


© leungchopan - Fotolia.com


赤ちゃんには泣き声しか意思疎通の方法がない
赤ちゃんが泣くのは、それしか自分の意志を伝える手段がないからです。まったく理由なく泣くわけではありませんから、赤ちゃんが泣いたらその原因を取り除けるように、なるべく早く泣き方の特徴を覚えるようにしましょう。

お腹がすいているとき、おむつを替えてほしいとき…要望別・赤ちゃんの泣き方の特徴
赤ちゃんがお腹がすいて泣いている場合には、大まかにいって泣き方に次のような特徴があります。まず、泣き声の出し方としては泣き始めは低い声で泣き、途切れ途切れに思い出したように泣きます。そのまま放っておかれると途切れ途切れだったのがつながりはじめ、声も大きくなってきます。これは、泣き声を出すことによってどんどん空腹になっていくからです。

一方、おむつが濡れて不快な場合には、泣き始めは何かに驚いたように鋭く声を出します。その後、もぞもぞと体や手足を動かしながら低くすすり泣きます。

体のどこかが痛いような場合には、鋭い大きな声で途切れ途切れに泣きますが、痛みが治まらないと鋭い声を高く張り上げて泣き始め、声がかれても泣き続けます。めそめそ泣いたりうめいたりすることもあります。

泣き始めから大きな音を立てて泣く時には、運動のために泣いているのかもしれません。こういう場合には最初は元気な声で泣き続けるのですが、30分もしないうちに低く途切れがちになってそのうちに眠ってしまいます。

また、赤ちゃんによって差はありますが、生後3ヵ月ほどになると、甘えるときに泣き声を上げるようになります。甘える時の泣き声は途切れ途切れでぐずるような感じです。


ママはバランス感覚を持って対応を
「赤ちゃんの泣き声」と一口に言っても、このようにいろいろな原因・泣き方がありますが、これらを早々に見分けるのはかなり難しいものです。昔のように子育て経験のある祖母祖父がいるようなら教えてもらえるかもしれませんが、最近のように核家族化が進んでいて、しかも初めてのお産ともなればそういうわけにもいかないでしょう。

こういう状況で赤ちゃんが泣き出すと、どうしてもお母さんは不安に駆られてしまうことが多いものですが、一方、赤ちゃんは赤ちゃんでお母さんの不安を敏感に感じ取って、ますます泣き止まなくなるという悪循環も起こります。

また、赤ちゃんは1人1人個性を持っており、そこに知性が加わっていくこともあり、時間の経過と共に泣き方の特徴も変わっていくことがあります。こういったところが、赤ちゃんが泣く原因をつかむのを難しくしているのです。

このため、赤ちゃんが泣き始めたらお乳を与えたりおむつを外してみたり、あるいは体のどこかにトラブルが発生してないかをチェックしたりして、泣き方と原因とのつながりについて早く見当づけられるようにしましょう。

体を自由に動かせない赤ちゃんにとって泣くというのは運動にもなりますから、あまり心配しすぎるのも問題です。とは言え、泣き疲れるまで赤ちゃんを放置しすぎると、今度は発達に遅れが出ることもあります。難しいですが、お母さんはバランス感覚を持って対処してあげたいものです。

後編に続く>

(子育ての達人)

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