1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

イタリア人に学ぶ「印象アップ」につながるプチギフトの選び方

Woman.excite / 2016年1月22日 23時0分

イタリア人に学ぶ「印象アップ」につながるプチギフトの選び方

プレゼントと少女

クリスマス・年始のシーズンが終わり、スーパーやお店では早くも「バレンタインデー」を見越したディスプレイがはじまりました。


© Konstantin Yuganov - Fotolia.com



オシャレにうるさい彼女を持つ知人男性も、この時期になるといつも悩む…と苦笑い。とはいえ、そんな彼女をよろこばせるプレゼントを毎年ちゃんと用意しているあたり、「さすがのセンスだな〜」と思わずにはいられません。

相手に感謝や愛情を伝えるためのちょっとしたギフトを贈るのは意外とむずかしいもの。ここでは、センスとアイデアで上手に気持ちを伝えるために、イタリアの人たちが実践している「プチギフトを選ぶコツ」についてご紹介します。

1.普段づかいのものをちょっとグレードアップ
エステティシャンの知人女性は、サロンに来るお客さんにプチギフトを贈ることがあるそうです。「気があったり常連になってくれたお客さんに、感謝の気持ちをこめて、たまにちょっとしたものを渡すわよ」と語る彼女。

「エステサロンだから、化粧品をプレゼントするの?」と聞いてみると「それだと営業っぽくなって、人によってはかえって気を使わせてしまうでしょう。だから、ちがうジャンルにしているの」との答えが。

取りだしたのは、デンタルフロス・歯ブラシ・歯みがき粉でした。彼女がギフト用にそろえているのは、特定の薬局へ行かないと買えないラインのもので、歯科医も推奨しているメーカーのものだそう。

「口のなかは、外からは簡単に見えないものでしょう。それだけに、内側からもきれいになろうという意識を持ちつづけてほしい…という気持ちをこめているの」と語る彼女。

歯ブラシなどの日用品は、スーパーやドラッグストアで手軽なものを買ってしまいがちです。それだけに、「いいものだとみんなよろこんでくれるのよ。あまり高いものでもないから、受けとってもらいやすいしね」と笑っていました。

彼女のサロンが人気なのは、こういうところに理由があるのかも知れないな、と思ったものです。



2.急なときにも使えるお助けグッズ
管理職として働く知人女性は、スタッフにちょっとしたプレゼントをする習慣があります。誰かがミスした仕事をフォローしてうまく収めたときや、誰もやりたがらないけれど必要な仕事をしてくれたスタッフに、ねぎらいの意味をこめて何か贈るといいます。

「食事をおごったりする人もいるけど、場合によっては負担になるでしょう。だから、仕事でもプライベートでも使えそうなちょっとしたものを渡すようにしているの」。

彼女が最近渡したのは、男性には携帯用シューズクロス、女性には皮膚科医開発のリップスティックだそう。

「両方とも消耗品だから、相手も気軽に受けとれるの。私の部署は営業職が8割を占めるから、身だしなみを整えるときに役に立ててもらえるし、プライベートでも使える。女性はこの時期、寒さで唇をやられがちだから、ケアの意味でも使いやすいでしょう」と語る彼女。

入社数年で管理職になった実力を持つ彼女だけに、デキる人の気の配りかたは少しちがう…と感心してばかりいたことを覚えています。

高いモノが相手の心をつかむわけではありません。ちょっとしたプレゼントでも、そこから伝わってくるのは、贈ってくれた人の心です。

つまり、印象がアップするかしないかは“モノにこめられている気持ち”次第。それを心得るのが、ギフト選びの最大のコツといえるでしょう。
 
 
 

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください