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子どもがまっすぐ育つには理解者の存在が重要(前編)

Woman.excite / 2016年2月1日 13時0分

子どもがまっすぐ育つには理解者の存在が重要(前編)

家族以外の年長者に理解されていることは、子どもにとって安心感につながる

子どものことを理解してくれる人がいる環境では、子どもが歪んでしまうことはありません。こうした子どもの理解者としてはまず家族があげられますが、家族以外の人に理解者を得ておくことも大変重要です。家族以外の理解者がもたらす作用、そして、どういった人を理解者として持つのがよいのかについてお話しします。


© Olesia Bilkei - Fotolia.com


「家族以外の理解者」がいることが子どもにとって重要
自分を理解してくれる人がいれば子どもが歪んで育つことはない、と言われたら、それは当然だろう、といった反応が返ってきそうです。たしかに、子どもの一番近くにいる親や家族がその子どもにきちんと目を注ぎ、子どもの心を理解していることは、子どもが歪まないための第一の条件ではあるでしょう。

しかし、それに加えて大事なのは、親やきょうだい、親族のほかに、子どものことを理解してくれている人がいることです。身近にいる家族以外の人がその子どもを理解してくれていることが、子どもが歪んで育たないためには非常に重要になるのです。

これは子どものみならず大人にも言えることですが、人間は1人では生きられず、常に自分を理解してくれる誰かを求めています。しかし、その「誰か」が自分の親兄弟、あるいは配偶者といった家族だけというのはいかにも寂しいものです。

家族以外の誰かが自分のことを理解し、評価してくれていると感じられるだけで、人間は自分が社会の中で認められた存在だと自信を持つことができます。そして、その自信ことにより、何か重大なことが起こったときにも踏ん張りがきくようになるのです。


年長の人に理解されていると、人は安心感と自信を持てるようになる
その「家族以外の誰か」は、友人や同僚、趣味仲間などどんな人でも構いませんが、できれば普段は自分とは少し距離があるような人物であるほうが、より頼もしく感じられるものです。

たとえば、会社で同僚だけに認められているよりも、先輩にあたる人や上司が認めてくれていたらどうでしょうか。また、学校時代の友人だけでなく先生が認めてくれていたらどうでしょうか。ママ友だけでなく、近所に住んでいる年上の奥さんでもいいかもしれません。こういった、自分よりも少し目上にあたるような、年長の人に理解されているという感覚により、人は安心感と自信を持つことができます。

こういった感覚は大人だけでなく子どもにも共通しているものです。自分の常に近くにいる親は当然として、家族以外の誰か年長者が子どものことを理解して認めてくれることが大事になってきます。

後編に続く>

(子育ての達人)

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