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長期保有でゆっくり増やしたい人向け、インデックスファンドの選び方(普通のママでもできる投資 Vol.15)

Woman.excite / 2016年2月8日 6時15分

長期保有でゆっくり増やしたい人向け、インデックスファンドの選び方(普通のママでもできる投資 Vol.15)

長期で保有し、老後資金などのためにゆっくりお金を増やしていきたい場合は、コストの安いインデックスファンドがおすすめ


© mnimage - Fotolia.com


前回、「長期で保有し、老後資金などのためにゆっくりお金を増やしていきたい場合は、やはりコストの安いインデックスファンドを選ぶのがいいでしょう」とお伝えしました。コストについては、第13回でお話ししています。

信託報酬の安いものを選ぶ
投資信託を選ぶ際は、同じような種類の投資信託のコストを比較することが大切です。会社によって信託報酬はさまざまなのです。

今、インデックスファンドの低コスト化が進んでいます。
たとえば、日経平均株価をベンチマークとするインデックスファンドで安いものは、以下のようになります。

・ニッセイ・アセットマネジメント/ニッセイ日経225インデックスファンド
 信託報酬=年率0.25%(税抜)

・三井住友トラスト・アセットマネジメント/日経225 インデックスe
 信託報酬=年率0.19%(税抜)

・DIAMアセットマネジメント/たわらノーロード日経225
 信託報酬=年率0.195%(税抜)

 (いずれも2016年1月現在)


ここには、信託報酬の安いものを挙げましたが、これらと同じタイプのものでも、商品によって信託報酬は違います。「少々は気にしない!」と思うかもしれませんが、長期ではこれが大きな差になってくるのです。

ちなみに、アクティブファンドの平均信託報酬は年率1.5%くらいのものがたくさんあります。

販売手数料がかからないものを
また、ファンドを購入するときは、購入時に一度だけかかる販売手数料は、同じ商品でも販売窓口によって金額が異なります。販売手数料がかからない(ノー・ロードになる)ネット証券などで買うことも大切です。


資産運用をスタートするプロセスのおさらい
ではここで、これまでのおさらいをしておきます。

<資産運用をスタートするプロセス>

1.自分の資産の状況を確認、把握し、投資の目標を明確化する
住宅ローンなどの借入金がいくらあるか。預貯金はどのくらいあるかを確認し、毎月、いくら運用に回せるか考えます。子どもの教育費を貯めていく、老後の資金を作っていくなど、投資目標を明確にしましょう。投資環境を把握することも大切です。記事はこちらをご参考にしてください。

支出にはくせがある? 自分の支出のくせを知ろう(普通のママでもできる投資 Vol.4)

貯まる家計にするための3つのステップ(普通のママでもできる投資 Vol.5)

2.アセットアロケーションを考える
投資は、分散が基本です。「卵は一つのカゴに盛るな」という格言を思い出していただけましたか?
何を買うかの前に、安定資産である債券とリスク性資産である株式などをどのように組み合わせればよいのか、配分比率を考えましょう。

安定した資産運用のための重要ポイント=「資産配分」(普通のママでもできる投資 Vol.11)

3.どこで運用するか考える
長期で運用するほど、コストの差は大きく影響してきます。より安い商品をネット証券で買うのがおススメです。使いやすい会社を探してみましょう。
コストについてのおさらいはこちら。

投資信託のしくみを知ろう(普通のママでもできる投資 Vol.13)

4.投資対象を選択する
具体的に商品を選択する段階です。今日の記事やこちらをご参考にしてみてください。

購入の前に知っておきたい、投資信託のインデックスファンドとアクティブファンドとは(普通のママでもできる投資 Vol.14)

そして、その後は、

5.買付方法を決める
6.モニタリングとリバランス

というステップになります。
こちらについては順次お話ししていきますので、楽しみにしていてくださいね。

次回は、どんなファンドを選べばいいのか、もう少し考えてみましょう。

(岩城みずほ)

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