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周囲の人を区別するようになると始まる、赤ちゃんの「人見知り」

Woman.excite / 2016年2月14日 13時0分

周囲の人を区別するようになると始まる、赤ちゃんの「人見知り」

人見知りは赤ちゃんの成長の証


© aynur_sh - Fotolia.com


生後半年ぐらいになると、赤ちゃんが急に人見知りをはじめ、知らない人やあまり接点のない人に接すると泣き出すことが増えてきます。しかし、これは赤ちゃんが正常に脳を発達させている結果であり、心配することではありません。

人見知りは赤ちゃんの成長の証です
赤ちゃんの人見知りは、赤ちゃんの脳が正常に発達してきている証だと言えます。この頃になると赤ちゃんはお母さん、お父さん、よく接する家族などとその他の人の区別がきちんとつくようになるため、こういった行動を取るようになるのです。

赤ちゃんが人見知りを始めるのは生後半年ぐらいからが多く、遅くても7ヵ月目までにはたいていの子がし始めます。

赤ちゃんが人見知りをし始めたら心配するのではなく、正常に育っているなと安心するようにしたほうがいいでしょう。そうすれば、赤ちゃんが激しく人見知りをしても余裕を持って臨めるはずです。

赤ちゃんの人見知りが悪いことのように言われるのは、赤ちゃんに問題があるわけではなく、周囲の大人の考え方に問題があるのです。今までは誰彼なく笑いかけていたのが急に違った反応をされたからといって、それが悪いことのように言われたら赤ちゃんにとっても心外でしょう。

人見知りが始まったときに、それをおかしなことのように言う大人がいるのなら、お母さんはむしろ正しい発育ができているから人見知りを始めたのだと、その人に教えてあげるぐらいの心持ちでいたほうが気にせずに切り抜けられるでしょう。

生まれたばかりの頃にお母さんとのスキンシップが不足している子どもは、人見知りが始まる時期が遅れるという研究結果もあります。お母さんはむしろ人見知りするようになったことを喜ぶぐらいでいいのです。


赤ちゃんは目を見つめられると恐怖を覚えます、注意!
とはいえ、激しく人見知りするわが子をみれば、将来社交的になれないのではないか、などと心配になる人がいるかもしれません。

しかし、こういった心配はまったく的外れなものです。赤ちゃんの頃の人見知りは始まって2ヵ月から3ヵ月もすれば自然に治まりますし、むしろきちんと発育するためには必要不可欠なものだからです。

さて、赤ちゃんの人見知りですが、生まれてからどんなところで育てられてきたかによって個人差が出ます。大勢の人がいる家で育った赤ちゃんは人見知りはそんなに激しくならず、お店をやっていていろんな人が尋ねてくる家の赤ちゃんもそうなりがちです。

こういった環境で赤ちゃんを育てる必要がある場合、お母さんはほかの家庭よりもよりいっそう、赤ちゃんとのコミュニケーションをきちんと図ったほうがよいと思われます。

というのも、人見知りの薄い子どもは、大きくなってから主体性に欠け、他人の意見に流されやすい性格に育ちかねないからです。流されやすさと社交性の高さは別物なので、その点注意してあげる必要があるでしょう。

話題は変わりますが、人見知りの始まった頃の赤ちゃんというのは、他人の顔の中でも目を怖いと感じるようになっています。このため、よく知らない人に目を見つめられると不安になり、恐怖を感じてひどく泣き出すことがあります。

赤ちゃんの脳の発達という面から見ると、恐怖を感じるというのはあまりいいことではありません。よく知らない人に凝視されないように、お母さんのほうでそれとなく配慮してあげましょう。

(子育ての達人)

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