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花粉症だと思うわが子、5人に1人は目薬ささず「正しい点眼法」とは?

Woman.excite / 2016年2月19日 6時15分

花粉症だと思うわが子、5人に1人は目薬ささず「正しい点眼法」とは?

子どもの花粉症は増加中、発症は低年齢化へ


© Gelpi - Fotolia.com


子どもがよく目をこするので病院を受診してみたら「花粉症だった」なんて人はいませんか? 子どもを花粉症だと思う親の割合は年々増加傾向だといいます。

大人と同じようにくしゃみや鼻水、鼻づまりなどを引き起こす花粉症。目のかゆみを我慢しきれず、子どもは必要以上に手でこすったり、かいたりしてしまい、目が充血してしまうことも。そんなときは目薬の使用が効果的なようです。

「子どもの花粉症」にまつわる調査結果をもとに、子どもの目のかゆみ対策についてご紹介しましょう。

子どもの花粉症は増加中、発症は低年齢化へ
ロート製薬株式会社が行った<0~16歳までの子ども2,452人の親に聞いた「子どもの花粉症」 調査結果>では、 「子どもが花粉症だと思う」人は、2012年の25.7%から年々増加し、2014年には32.7%となっています。

「子どもが花粉症だと思う」人は、2012年から年々増加

また、「わが子は花粉症だ」と実感している親に対して、その発症年齢について聞いたところ、0~5歳までが43.8%、0~10歳までが80.4%という結果に。過去3年の調査と比較すると、花粉症の発症年齢が低年齢化していることが判明しました。

花粉症の発症年齢が低年齢化していることが判明

目の充血やかゆみがあっても、5人に1人の子どもが「目薬を使っていない」
花粉症の症状のひとつである目のかゆみについては「充血やかゆみがあり、目をかいている」は21.3%、「充血はなく、目の周りの皮膚をかいている」が9.2%、「上記の両方ある」3.5%となり、子どもの目元に何らかの違和感を覚えている人が24.8%という結果に。

子どもの花粉症の症状は、目のかゆみなどを感じている人が多い

大阪府済生会中津病院小児科の末廣豊 (すえひろ ゆたか) 医師によれば「目のかゆみは手でかいたり、こすったりしても良くならず、粘膜が傷ついたり炎症が悪化する恐れがあるため、目薬でかゆみを抑えることが有効です」とのこと。

「かいちゃだめ!」といっても我慢できない子どもには、かゆみそのものをやわらげる目薬を使用することが効果的なようですね。


「嫌がってなかなかさせない」親の苦労とは
しかし、小さな子どもほど目薬をさすのを嫌がるもの。暴れてしまうので目薬がきちんとさせず、あおむけにして両腕をおさえ無理やりさしていた、という人もたくさんいるようです。

子どもが目薬を嫌がらないように「目薬の容器の先端が怖いらしく、正面からさすのではなく横からスッと素早く近づけて先端が見えないよう工夫していました」「ぬいぐるみに目薬をさす真似をして、恐怖心をなくさせた」「キャラクターの指人形をつけて興味を引きながらさしていました」なんて意見も。

一方、大きくなってくると「スイミングに通うようになったら自然に自分でできるようになった」「学校に持っていったらみんなからすごい! といわれてできるようになった」など、きっかけがあれば1人でさせるようにもなるようですね。

目薬の正しいさし方って?
目薬の正しいさし方についてご紹介します。正しい方法を知って、効果的に目薬を使いましょうね。

1.手を洗って清潔にする
2.顔を真上に向け、目薬を持っていないほうの片手で「あかんべえ」をする
3.目薬の先がまつげやまぶたに触れないように点眼する
4.1分ほど軽く目頭をおさえ、目を閉じる

目薬を上手にさせるようになるには慣れも必要です。親が点眼する場合も最初はあせらず、落ち着いて行いましょう。花粉症には鼻に関するものや目のかゆみ以外にも「ぼーっとしている」など、わかりづらい症状もあります。子どもがいつもと違う様子を見せたら「どうしたんだろう?」とサインに気づいてあげることも大切なようですね。

0~16歳までの子ども2,452人の親に聞いた「子どもの花粉症」調査結果発表 | ロート製薬株式会社

(すだあゆみ)

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