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「きちんと感」から生まれる女性らしさ “ゆとり”ある女性が美しい理由

Woman.excite / 2016年3月4日 12時0分

「きちんと感」から生まれる女性らしさ “ゆとり”ある女性が美しい理由

心理カウンセラーの小高千枝です。カウンセリングやメンタルトレーニングの中で、私が必ず伺うことがあります。それは「日常生活をどう過ごされているか?」ということ。衣食住が乱れてくると、心までもが乱れてくるものです。


©nuzza11- Fotolia.com


日々を丁寧に暮らしている「きちんと感」がある人は、とても女性らしく見えます。今回は、そんな “心にゆとりのある女性たちが美しく見える理由” や、「きちんと感」を身につけるための3つのコツをご紹介します。

「衣食住の乱れ」 = 「心の乱れ」
まず、みなさんに質問です。

・お部屋の掃除はどのようにしていますか?
・紙袋などは溜め込んでいませんか?
・お食事はどういうペース何を食べられていますか?
・洋服選びは楽しんでいますか?

人間の心には「日常の何気ない行動」や「思考パターン」が大きな影響を与えています。特に、一番身近にある当たり前の“衣食住”の乱れは知らず知らずのうちに、心の乱れにも繋がります。



© Bananafish - Fotolia.com


毎日規則正しい生活ができなくても、1週間を通して生活のリズムを整える。お礼状は必ず手書きで書く。カバンの中は常に整理することを心がけている。など、日常の中で「きちんとしたモノ、コト」に囲まれるようになると心に栄養が行き届きます。心が律され、より女性として向上されていくというわけです。では次のページから、具体的な方法をご紹介しましょう。


1. 心を込めて、アイロンをかける時間を持つ
私は大人になり自分でアイロンをかけるようになってから、背筋が伸びるように、心がぴんとする感覚を覚えていました。クリーニングに出してしまえば簡単なことですが、私は週に最低1回はハンカチやシャツ、パンツなどにアイロンをかける時間を設けるようにしています。



© Syda Productions- Fotolia.com


アイロンをかけている時間は、アイロンだけに集中。他のことに気をとられていると大変なことになりますからね。しわをひとつひとつ伸ばしながら、気にかかっていることがある時はもやもやした気持ちに少し光が差し、元気なときは更に気持ちが清々しくなります。

そして、アイロンをかけたしわのない美しいハンカチをカバンに忍ばせるとき、またカバンから取り出すとき、とてもしなやかで上品な所作に。心をこめたものには無意識の中でも丁寧に扱うようになるのです。

2. 「自己演出」=セルフブランディングを意識する
自然体でありたい私は、気取ることへの抵抗感はあるものの、他人への見せ方や見られ方を演出することで、物事が上手くまわり始めることも理解しています。



©gpointstudio- Fotolia.com


自分自身をブランディング。その自分にあった言葉遣いやしぐさ、態度を心がけていくうちに、現在ではそれが日常化してしまったため、苦に感じることはありません。もちろん、視覚的効果は人の心に大きな影響を与えますから、見た目への配慮も忘れてはいけません。その場にふさわしく、なおかつ自分らしさを表現できるようなファッションやメイクなども考えてみてくださいね。

そうすると、自己演出していることが更に楽しくなり、自分自身が愛おしく思えるようにもなりますよ。やり過ぎのバランスに注意しながら、女性として輝いていく喜びの積み重ねが自信にも繋がり、自分自身を律しながらも心にゆとりさえ芽生えます。

内面外見にあらわれます。心にゆとりがある、あなたにしかない表情の美しさが人を惹き付けるものとなるでしょう。


3. 「ゆるさ」とのバランスを意識する
「律する」の捉え方のひとつとして、 “統制” や “管理” をするという意識がつい芽生えてしまい、「厳しくする」と考えてしまう人もいるでしょう。規範を設けて自分自身をコントロールすることは “人” として必要なことではありますが、あまり力を入れすぎてしまうと疲弊してしまい、思考停止状態になってしまう可能性もあります。



© Antonioguillem - Fotolia.com


例えば、家や部屋はその人そのものの反映のため「断捨離して、部屋をキレイにしたら気持ちもすっきりする」と自分に“やるべきこと”を課し過ぎてしまうと、すべてが終らないときに自己嫌悪に陥りやすいです。確かに、気持ちだけではなく体も軽くなったような感覚も得られますが、今日、明日、明後日と片づけをする空間を決めて無理をせず「ゆるさ」をもたらしながら取り組むようにしてくださいね。

食事についても当てはまります。「丁寧にきちんと食事をしなくてはいけない」と無理をして毎日作ろうとはせず、週2回は必ず手作りの食事にする、などのゆるさを持つ。忙しい人はとくに一般的な基準に自分を当てはめ、できない自分をクローズアップすることのないようにしましょう。



© paultarasenko - Fotolia.com


自分にとってできること、できないこと、そしてできるようになりたいことを一度整理し、できることから少しずつ、ゆるさとのバランスをとりながら長い目でみて取り組んでみてくださいね。

自分にとっての “きちんと感” が感じられるようになると、きちんとすることが楽しくなり、大人のゆとりが芽生えます。
(小高千枝)

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