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脳がぐんぐん育つ! 子どもと真正面から向き合うコミュニケーション(後編)

Woman.excite / 2016年2月28日 13時1分

脳がぐんぐん育つ! 子どもと真正面から向き合うコミュニケーション(後編)

子どもとのコミュニケーションは真剣勝負で

前編では、子どもの脳をもっとも発達させるのは親子のコミュニケーションであるということをお話ししました。後編では、子どもとコミュニケーションをとるときに気をつけたいことを紹介します。


© annadanilkova22 - Fotolia.com


こんなコミュニケーションは間違っている! 子どもとのコミュニケーションは真剣勝負で
子どもも3歳を過ぎると、幼稚園などに入り、その後は小学校に入学します。これらは子どもにとっては、ひとつの社会です。子どもがそうした社会に入ったら、コミュニケーションのとり方で気をつけてほしいことがあります。それは、子どもが話しかけてきたら、親の心をしっかりと子どもに向けて聞くということ。つまり、真剣に子どもの話を聞くということです。

もちろん3歳以前でもこれは同じことですが、社会の中に入ると子どもたちは、親が知らないところでたくさんのことを体験してきます。だから、家に帰ったらそのことを早く親に伝えたくてたまらない状態なのです。聞いてもらえなければ、この気持ちを満足させることはできません。

それに、一度体験したことを後から親に話せば、その出来事を振り返ることになり、「あのとき、もっとこうしたらよかったな」などと自分の行動を省みることもできますし、「あぁ、そうか、あの人はだからこうしたのか」などと改めて気づくこともできるのです。これは、物事を客観的に捉えたり、多面的に考えたりすることであり、かなり高度な脳の使い方をしている(訓練している)ことになります。


子どもの話を聞いているとき、うわの空ではありませんか?
さぁ、今度はあなたのいつもの行動を思い出してみてください。
子どもに話しかけられたとき、こんな言動に心当たりはありませんか?

・うわの空で、あまり反応しなかった
・忙しいからあとでね、と断った
・先に宿題でしょ、と子どもの話を遮った

残念がならこれらは皆、子どもと真正面から向き合っていない言動になります。子どものことを真面目に考えているのかどうか、それは子どもには何となくわかるものです。

子どもに対してはいつも真剣勝負! いつも100%の意識を向けて! そうしていれば、たとえきつく叱ることがあったとしても、子どもは親の考えを理解し、親を信じてくれるでしょう。

会社勤めの経験のあるお父さん、お母さんなら、おわかりになるかと思いますが、子どもに対してだけではなく大人同士であっても、コミュニケーションを真剣に取ることは信頼関係につながり、仕事を効率的・効果的に回したり、人間関係を円滑にしたりすることの基本とされています。

コミュニケーションによる効果を最大限に引き出すには、「真剣勝負!」これが一番の方法なのです。

(子育ての達人)

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