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目と耳をリンクさせるためのトレーニングは、おすわりできた頃から始めよう!(後編)

Woman.excite / 2016年2月29日 13時1分

目と耳をリンクさせるためのトレーニングは、おすわりできた頃から始めよう!(後編)

赤ちゃんは手から離れた物が転がったり音を出したりするのが楽しくて仕方ない

前編では、赤ちゃんが1人でおすわりできるようになったタイミングで視覚と聴覚の両方を鍛えることの大切さを紹介しました。後編では、さらに具体的な遊びの事例を紹介しましょう。


© chihana - Fotolia.com


赤ちゃんは、楽しみながら物事を学んでいきます
赤ちゃん本人は視覚や聴覚のトレーニングを楽しい遊びとして捉えるため、ただ寝ているよりも「おすわりをして、またその楽しいことをしたい」という意欲が出て、おすわりをさせてくれるよう、おねだりをするようになってきます。こうなってきたら、楽しく脳のトレーニングを積んでもらって、役に立つ刺激をたくさん吸収してもらいましょう。

なお、トレーニングと書きましたが、赤ちゃん側からすると楽しくて仕方ない状態ですので「遊び」と認識していると考えられます。「無理にトレーニングさせる」というのではなく、遊びたいので遊ばせてあげる、という意味と捉えてください。

さて、赤ちゃんが意欲を見せ始めたら、ガラガラ(ラトル)や小さなボールなどを渡してみましょう。赤ちゃんの目の前に出してあげると、赤ちゃんは両手を出してそれをつかむ動作をするでしょう。初めのうちは両手でしかつかめませんが、ほどなく、両方の手で別々の物を1つずつつかむことができるようになってきます。


赤ちゃんが物を下に落とす理由
生後8ヵ月目に入ると、赤ちゃんは手に持った物を下に落とすことに楽しみを見出し始めます。最初は、ただ偶然取ろうとしたら落としてしまっただけなのですが、手から離れた物が転がったり音を出したりするのを見て、それが楽しくなってしまうのです。大人からすると、何が楽しいのかと思うかもしれませんが、赤ちゃんからすれば初体験ですので、楽しくて仕方ありません。

楽しくて仕方ないため、偶然ではなく、そのうちに手に持った物を意図的に下に落とし始めますし、ほどなく下に投げ出すようになります。とはいえ、横方向に放り投げることはまだできません。横方向の放り投げができるのは生後12ヵ月を過ぎたぐらいになるでしょう。

このように、自分で興味深い物事を見つけ、それを自分でもう一度やってみようという行動をしているわけですから、これはかなり脳が鍛えられて発達してきたということを表しています。赤ちゃんの興味がありそうな物を渡すということを、お母さん・お父さんがはじめに実施した結果、赤ちゃんに知恵がついてきたとも言えます。

なお、まだハイハイができないうちは、赤ちゃんは取り落としてしまった物を自分で取りに行くことができません。そんなときにはママやパパが拾って、また渡してあげるとよいでしょう。赤ちゃんは喜んで、繰り返し物を落としては楽しんでくれると思います。

(子育ての達人)

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