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ほめる教育ブームにおける、ピンチをチャンスに変えるほめ方

Woman.excite / 2016年3月3日 6時15分

ほめる教育ブームにおける、ピンチをチャンスに変えるほめ方

夫婦間や職場でも活かせる「ほめるコツ」をこの機会に身につけてみませんか?

子育てにおいて、「ほめることが大切!」とわかっているものの、実際にどんなことで、どうやってほめたらいいのか、どんな言葉を使ってほめたらいいのか、と迷ってしまうことはありませんか? そんなママたちに「ほめる達人=ほめ達」の、ピンチをチャンスに変えるほめ方を紹介します。

子育てにはもちろん、夫婦間や職場でも活かせる「ほめるコツ」をこの機会に身につけてみませんか?


© Jean B. - Fotolia.com


ほめる達人=価値を発見する達人
つい最近の私の経験です。唐揚げをつくったところ、いつもの味付けより薄くなってしまいました。「今日の味付けは失敗しちゃった…」と息子にぼやくと、息子は「それってヘルシーってことだよ!!」と言ってくれたのです。私は失敗した気持ちで落ち込んでいたのですが、息子のこのひとことで一瞬にして嬉しい気持ちになりました。息子は「ほめる達人=ほめ達」だったのです。

最近、テレビでよく登場する「一般社団法人 日本ほめる達人協会」。私は、初めてこの協会の名前を聞いたとき、「こんな面白い協会があるんだな~」と驚いたものです。
このほめる達人協会は、ただ「ほめる」のではなく、あらゆるものから価値を発見できる「ほめる達人」を輩出することを目的とし、その先に笑顔あふれる社会づくりを目指しているのだそう。
私たち人間は、人や物などに接したとき、プラスよりマイナスな面についつい目がいってしまいます。しかし、ほめる達人は、どんなマイナスな面もすべてプラスに変換する達人です。


ほめる達人式ほめるコツとは
ほめる達人協会には、「ほめ達検定」というものがあります。ほめるコツをその検定試験から読み解いてみると…

まず、自分が言われて嬉しい言葉を思いつく限り思い浮かべてみてください。このことで、どんなことを言われると嬉しいのかが明確になります。そして、自分が言われて嬉しい言葉を、誰かに言えているかを考えてみます。そして、自分が言われて嬉しい言葉を、誰かに言ってみましょう。


 


そして一番重要な価値を発見する方法とは…

「気が弱い」「落ち着きがない」「短気」などのマイナスな言葉をプラスに言い換えてみます。想像力や想像力を働かせてみましょう。
「気が弱い」は、やさしい・思いやりがあるに。
「落ち着きがない」は、元気がいい・行動力があるに。
「短気」は、情熱的・まっすぐに。


 


ついつい目につく相手の短所も、その裏側には長所が隠されています。毎日の生活の中で、「ダメ」と注意してしまう子どもの性格や行動も、その裏側には子どもの良さがしっかりとあるのです。そんな良さのほうに目を向け、言葉にしてほめる。そのことで相手の笑顔に出逢えることが多くなり、同時に自分も笑顔になります。ほめた人もほめられた人も元気になったり、嬉しくなったりします。

なかなかマイナスな面をプラスに変換できないという場合は、「すごい」「さすが」「すばらしい」という言葉を意識して使ってみましょう。この3つの言葉は、誰でも笑顔にしてくれます。


「頑張ってね」より「頑張ってるね」
子どもに、「頑張ってね」と伝えていませんか? 私も、よく「頑張ってね」と子どもに声をかけていました。でも、よく考えてみると、子どもたちはいつも頑張っています。それに、子どもは自分の親に一番認めてほしいという気持ちを持っています。

そこで、「頑張ってね」ではなく、「頑張ってるね」という言葉に変えて、「あなたが頑張っていること、努力していることを知っているよ」というメッセージにして伝えてあげましょう。
「頑張ってね」と応援されるより、「頑張ってるね」と言われることで自分が認められていると実感し、さらなる大きな力へとつながります。

言葉ひとつで、相手が受け取る感情も大きく変わります。そしてプラスの言葉を使うことで、はかり知れないパワーが生まれてくるのです。
言った自分も、言われた相手も嬉しくなる言葉、マイナスをプラスに変える言葉をみなさんもたくさん使って、子育てにおいても、ママ自身の毎日も、嬉しい時間を増やしてくださいね。

(谷本まゆみ<フォークラス>)

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