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本当に効果がある英語教育はどれ? 幼児期の英語環境づくり

Woman.excite / 2016年3月3日 7時15分

本当に効果がある英語教育はどれ? 幼児期の英語環境づくり

英語を学ぶ環境は、インターナショナル・プリスクールや英語保育園、英会話スクールなどたくさんあって、どこがいいのか迷ってしまいます

英語を学ぶ環境は、インターナショナル・プリスクールや英語保育園、英会話スクールなどたくさんあって、どこがいいのか迷ってしまいますよね。それぞれの特徴と選び方について、バイリンガル育児コンサルタントの山田日弓さんに伺いました。


© BillionPhotos.com - Fotolia.com


インターナショナル・プリスクール(以下、プリスクール)
英語のみ、または主に英語で保育を行う保育施設のことです。
毎日、英語にたっぷり触れられるので、自然と英語が身につきます。
英語を勉強として学ぶのではなく、英語を日常生活で使うことによって英語の習得を目指します。年齢に合ったスキルや知識などもあわせて英語で学ぶことができます。
教師はネイティブであることが多く、英語圏の文化や行事、考え方などに触れる機会が得られることも人気です。

英語幼稚園
保育に英語を取り入れた認可保育施設のことです。
日常会話のすべてが英語の幼稚園と、週に数時間だけ英語を教える幼稚園があります。
すべてが英語の幼稚園は、プリスクールとほぼ同じと考えていいでしょう。
週に数時間だけ英語の時間があるという幼稚園は、英語に触れる時間が短いため、それだけで英語が身につくことを期待するのはムリです。幼稚園に英会話スクールがオプションでついているという感覚で利用してください。

英会話スクール
スクールによって教師とカリキュラムの質に差があるので、よく見極める必要があります。
自分から発言することが苦手なお子さんもいるので、積極的に話しかけてくれる先生を選んでください。
できれば少人数制のクラスが望ましいですね。生徒数が多いと、子どもが発言する機会が減ってしまいます。生徒数が6人くらいまでなら、先生が一人ひとりに話しかけることが十分できるでしょう。


英語家庭教師
1対1で、ていねいな会話ができます。
英会話スクールなどでよくあるのが、お子さんが単語だけで答えるケースです。初めのうちはそれでいいのですが、慣れてきたらセンテンス(2語以上の文)で答えられるようにしたいですね。
マンツーマンの家庭教師なら、お子さんがきちんとセンテンスで答えられるようじっくりと指導することができます。
お子さんに合ったペースで、ちゃんと理解していることを確認しながらレッスンを進められるのもいいですね。

プチ親子留学(短期親子留学)
1~3ヶ月くらいの期間で、両親とお子さん、またはママとお子さんで短期留学をするケースが増えています。
滞在先はホテルや語学学校内の宿舎、短期賃貸アパートなどさまざまですが、おすすめなのは親子でのホームステイです。英語を使う時間が増えるうえ、現地の暮らしや文化に触れることができます。
とくに人気がある留学先はカナダです。住みやすい都市トップ10に選ばれ続けているバンクーバーでは、複数言語を話す人が多いため、英語を話せない日本人に対しても親切です。室内で靴を脱ぐ習慣があり、衛生面でも安心できるところが多いです。
ネイティブでない家庭や、衛生面で問題のある家庭を紹介されたなどのトラブルもあるので、信頼できる紹介業者に依頼しましょう。

「週2回のプリスクール+週1回の英語家庭教師」「プチ親子留学+英会話スクール」など組み合わせているご家庭もあるようです。
ご家庭の事情やライフスタイル、お子さんのタイプにあった環境を選んで、英語に触れる時間を増やしてあげたいですね。

(佐々木月子)

今回取材に協力してくださったのは
山田 日弓(やまだ ひゆみ)さん

バイリンガル育児コンサルタントの山田日弓さん

ソレイユインターナショナルスクール学長。
東大法学部卒。米国デューク大学ロースクール修士。米国コロンビア大学プロフェッショナルフェロー。外資系企業(GE)などを経て現職に。自身の経験や、バイリンガル研究の成果を元に、バイリンガル育児コンサルタントとして活躍中。

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