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コミュニケーション力が育つ! 歌も上手に! Let’s 演劇

Woman.excite / 2016年3月6日 6時15分

コミュニケーション力が育つ! 歌も上手に! Let’s 演劇

幼少期に演劇を経験すれば「コミュニケーション力」が育ちます


© Robert Kneschke - Fotolia.com


「演劇なんて、子どもをタレントにするつもりないし…」。いえ、別にタレントなんて目指さなくともいいのです。幼少期に演劇を経験すれば「コミュニケーション力」が育ちます。その理由を紹介します。

子どもは、劇が大好き
幼稚園、保育園のお遊戯会。子どもは大はしゃぎですよね。そのほかにも、普段の遊びでお医者さんごっこや八百屋さんごっこといった「ごっこ遊び」をしているのですから、子どもはすでに役者です。だから、演劇を特別なものと構えなくとも大丈夫なのです。

対人コミュニケーション力が育つ、演劇のおけいこ
世のなかにはさまざまな劇団・スクールがあります。各所それぞれで稽古内容は違いますが、よくある一般的な稽古項目をピックアップしてみました。

・大きな声で、発声練習
とにかく子どもは大きな声を出すのが大好き。家の中のなかでは大きな声を出すと叱られることが多いですが、劇団では逆に褒められます。大きな声を出せば出すほどOK。腹式呼吸と呼ばれるお腹から声を出すやり方を覚えると、発言するときも、歌うときも、とてもよい声になります。

また、発声練習でおなじみの「あ・え・い・う・え・お・あ・お」。みんなで輪になり、リズムよく大合唱です。「あいうえお」を覚え始めの子どもたちも、新鮮で楽しく学べます。
みんなで声を合わせることも大事な練習の一環。他人と息を合わせることも自然と身につきます。また、引っ込み思案のお子さんもつられて声が大きくなっていきます。

・さまざまな種類の声を出す
対人コミュニケーションでは、声は印象に残る大事なポイントです。大きな声や小さな声、高い声、低い声、さまざまな声で話してみると、それだけで人の印象が変わることも学べます。みんなにはそれぞれ個性があることも自然と理解していきます。

・動物になりきる
「サルになってみよう!」「犬になってみよう!」「ヘビになってみよう!」。絵本や図鑑で覚えた動物たちに、元気よく大変身! 動物になって歩き回ったり、ほかのみんなとジャレあってみたり。これも、動作を大きくすればするほど褒められます。おうちのなかでは限られることでも、劇団では思う存分に動き回れます。

また、ヘビとカエルに変身してコンビで稽古する、ということもあります。ヘビが襲いかかり、カエルは怖がります。すると「さあ、変身を交替!」。今度は、立場が逆転です。このような遊びのような稽古から「自分がされていやなことは、相手にとってもいやなこと」という、対人コミュニケーションの大切さを自然と学んでいきます。


団体コミュニケーション力が身につく
数多くの劇団で大切にしているのは、あいさつです。「おはようございます!」「失礼します!」芸能の世界ではとても厳しく教えられます。もちろん子どもたちにはそれほど厳しく強要しませんが、劇団のおにいさん、おねえさんたちと接していれば自然と学ぶことでしょう。

主役だろうが、脇役だろうが、みんなでひとつの作品をつくるのが「劇」です。どの役が欠けても成り立ちません。そのほか、衣装をつくったり、小道具をつくったり。みんなが仲間であり、劇を支えているのです。それは社会も同じこと。劇作りは社会の縮図ともいえます。

別にプロなど目指さなくてもかまいません。学ぶことの多い演劇活動。お子さんに体験させてみてはいかがでしょうか。

(マキノ雅紀<フォークラス>)

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