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本当にアメリカじゃ「イクメン」は常識なの?

Woman.excite / 2016年3月6日 7時15分

本当にアメリカじゃ「イクメン」は常識なの?

本当にアメリカじゃ「イクメン」は常識なの?


© Monkey Business - Fotolia.com


皆さんはアメリカのパパたちに対し、「育児参加が当たり前のイクメン」というイメージを持っていることが多いのではないでしょうか。実際にアメリカでは、パパだけで子どもを連れているのは日常的。仕事の時間も子どもに合わせて調整するのも珍しくありません。そんなイクメン大国・アメリカの様子を紹介します

家族の時間が何よりも大事
アメリカでは、パパが赤ちゃんを抱っこひもに入れて散歩したり、スーパーなどでパパと子どもたちだけで買い物したりする姿を日本よりも頻繁に見かけます。パパは仕事が早く終われば買い物や夕食作り、後片付けもママと協力して行うことがとても多いです。何よりも家族を大事にし、家族で過ごす時間を最優先するパパはアメリカではスタンダード。子どもは夫婦2人で育てていくもの、という意識が非常に高いのです。そのため、子どものことで仕事を休んだとしても職場から理解してもらいやすい、というのは素晴らしいことですよね。

ワーキングタイムも子どもが中心
安全上の問題から学校の送迎が当たり前となっているアメリカでは、学校でもパパが子どもたちを送迎する姿をよく見かけます。日本に比べ、比較的早く終わる学校のお迎えに来ているパパたちのワーキングスケジュールは、とてもフレキシブル。共働きの多いアメリカでは子どもの送迎に合わせてワークタイムを調整するのは当たり前。そのほかにも子どもの習いごとや病院の診察なども、パパは積極的にスケジュールを合わせてくれます。

学校や習い事もパパが参加
学校のイベントや保護者面談なども、夫婦で参加することが当たり前のアメリカ。子どもの学校生活を知ることも夫婦の大事な育児活動なのです。

また、日本ではPTAの会合などは昼間で、ママが参加するのが基本ですが、アメリカでは夜に開催されることが多く、パパの参加率が非常に高いです。遠足や授業での学校ボランティアにもパパが参加する家庭も多く、日本とは随分違います。

最近は日本で女性だけでなく男性の育児休暇制度が見直されていますが、アメリカではすべての会社に育児休暇制度があるわけではありません。大体は有給をためておいて、妻の出産後に長期休暇を取る人が多いのです。

アメリカでイクメンが多い理由としては、日本と違い、残業が少ない労働環境ということがとても大きいと思います。また、仕事よりも家族が最優先という風潮がスタンダードなので、職場でも子どものために有給を取ることなどに大きな理解があることが、イクメン社会をつくっているといえます。

(フレシュラスともみ<フォークラス>)

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