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自転車保険選びの3つのステップ(親子を守る自転車保険特集 Vol.2)

Woman.excite / 2016年3月9日 7時15分

自転車保険選びの3つのステップ(親子を守る自転車保険特集 Vol.2)

「万が一」に備えて自転車保険を選ぶときのポイントなどを、ファイナンシャルプランナーの竹下さくらさんに伺った

9,500万円! 自転車事故の小学生母に賠償金請求 の続きです。


© a3701027 - Fotolia.com


自転車といえども、ひとたび「事故」となると大事に至る可能性はゼロではなく、最近は高額な賠償金を請求される判例も目立つ。そんな「万が一」に備えて自転車保険を選ぶときのポイントなどを、ファイナンシャルプランナーの竹下さくらさんに伺った。

<ステップ1>既に「個人賠償責任保険(特約)」に入っていないかチェックする
「保険の重複加入は、もったいないことです。まずは既に入っている保険に『個人賠償責任保険(特約)』が含まれていないかチェックしてみましょう」(竹下さん)。
こちらのチェックリストを使うと簡単にチェックができる。

<ステップ2>個人賠償責任保険(特約)に入っていない場合は新たな保険加入を検討
個人賠償責任保険に入っていない場合は、次の2パターンの中から検討してみよう。

・パターン1:特約でつける
「個人賠償責任保険」は月払保険料が数百円なので、単体での扱いが極めて少ない。ゆえに個人賠償責任保険に入りたいと思ったら、「自動車保険」、「火災保険」、または「傷害保険」に特約としてつけるのが一般的だ。

自動車保険と火災保険のどちらに付帯するかを迷った場合は、示談交渉サービスが利用できる自動車保険の特約を選ぶと良いでしょう。火災保険の特約は、保険会社によって示談交渉サービスの有無にばらつきがあります」(竹下さん)

示談交渉サービスとは、事故時に保険会社が先方と交渉をしてくれるサービスのこと。
「事故で自分もケガを負った場合などに、相手と過失割合の交渉をするのは身体的にも精神的にも厳しいものです。示談交渉サービスは、あくまで『サービス』なので、その分、保険料が高くなることはありませんし、使う・使わないは自由です。だったら、せっかくのサービスは賢く利用したいですね」(竹下さん)
他の保険の付帯サービスとしては、「自転車ロードサービス」というものもあり、こちらは故障した自転車を搬送してくれるサービスだ。電動アシストを使うママ達は、知っておくと便利かもしれない。


・パターン2:自転車保険に入る
「自転車保険とは、『個人賠償責任保険』に『自分への補償』がプラスされた保険と考えると仕組みとしてわかりやすいでしょう」(竹下さん)。

今回は数多くある自転車保険の中から、申し込み手続きが携帯電話で完結する3社を、竹下さんから提案してもらった。「3つの会社ともに、示談交渉サービスがついているのもポイントが高いですね」(竹下さん)

携帯電話3社の自転車保険
携帯電話3社の自転車保険


<ステップ3>「自転車付帯保険」もチェック!
自転車関係の保険を考えるとき、自転車そのものに付帯する、「自転車付帯保険」についても知っておきたい。「自転車付帯保険とは、『保険に入る』というよりも、きちんと自転車の整備をした上で乗りたい、という人のための保険です」
 
日本交通管理技術協会の「TSマーク付帯保険」が有名なので、それを例にとって仕組みを説明しよう。「TSマーク」とは、自転車安全整備士がいる自転車販売店で自転車を整備・点検してもらえれば申請・取得(有料)でき、自転車に貼り付けることで保険に自動的に加入できる。

「『TSマーク』には、『赤色』と『青色』があり、補償額が異なります。下の表のとおり、補償額は最低限に抑えらえています。自転車付帯保険は、自動車における自賠責保険のような位置づけと考えるといいかもしれません」(竹下さん)

TSマーク付帯保険の補償内容
TSマーク付帯保険の補償内容

次回は、自転車で、自分自身や子どもがケガを負ったときの補償についてどう考えておくのが良いか? を伺います。

(楢戸ひかる)

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