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「眠れない」をつくる 5つの「P」とは!?

Woman.excite / 2016年3月16日 12時0分

「眠れない」をつくる 5つの「P」とは!?

睡眠時間を比較した統計データ(OECD(経済協力開発機構)諸国内)によると、日本人の睡眠時間は先進国のなかで圧倒的に短く、1位の韓国に1分差で続く2位という不名誉な結果となっています。


© Sven Vietense - Fotolia.com


また、厚生労働省の平成24年国民健康・栄養調査票報告によると、20歳以上の男女の約6人に1人は「睡眠はあまりとれていない」あるいは「まったくとれていない」と回答しているという驚きの結果に。

睡眠には心や体のメンテナンスを行い、翌日活動するためのエネルギーを充電する重要な役割があるにも関わらず、インターネットの普及や長時間労働、ストレス、介護など、様々な社会的要因が重なり合い、「上手に眠ること」ができない人がここ数年急増しています。

さらに、不眠の原因となりうる5つの「P」が存在し、日々のわたしたちの快眠を阻んでいるのです。5つの原因をしっかり理解して、可能な限り対処するように心掛けることをおすすめします。

その1 Physical(身体的原因)
1つ目の「P」は身体的要因が原因となって起こる不眠のことを指します。例えば腰痛などの痛み、あるいは皮膚の痒みなどのアレルギー反応などによる身体的症状などです。身体の不快感や、場合によっては尿意などによって夜中に目が覚める「中途覚醒」が頻繁に起こるようになり、ぐっすり快眠が妨げられてしまいます。



© Monkey Business - Fotolia.com



その2 Philological(生理的原因)
近年シフトワーカーが増加の一途を辿っていますが、夜勤があったり時差があったりしてリズムが狂って眠れなくなってしまう、これが2つ目の「P」である生理的な原因です。また、寝室の環境が整っていないことにより睡眠が妨げられる問題も、この生理的原因に含まれます。



© lightpoet - Fotolia.com


その3 Psychological(心理学的原因)
3つ目の「P」は心理学的原因で、ストレス社会で頑張る現代人には当てはまる人が多いと思います。ストレスと睡眠には強い相関関係がありますが、悩みがあったり、悲しい出来事があったり、緊張状態が続いたりして眠れなくなる背景には心理学的原因があると考えられます。



© Syda Productions - Fotolia.com                        



その4 Psychiatric(精神医学的)
うつ病統合失調症不安障害などの疾患による不眠には4つ目の「P」である精神医学的要因が考えられます。不眠対策と併せて信頼できるお医者さんのもと、きちんと抱えている疾患の治療を受けることが必要です。



© Monkey Business - Fotolia.com


その5 Pharmacological(薬理学的)
5つ目の「P」は、快眠を妨げるアルコールの摂取や喫煙はもちろん、服用中のが原因となって快眠が遠のいてしまっているケースを指します。日本人は眠れないときにアルコールに頼る率がとても高いのですが、寝酒は快眠に悪影響を及ぼす習慣でおすすめできません。



© contrastwerkstatt - Fotolia.com


自分が眠れない理由がどの「P」のカテゴリに当てはまるか、分かりましたか? 就寝、起床の時間を一定にして生活のリズムを整えたり、寝具を見直して寝室環境を整えたり、ウォーキングや軽い運動などを実践してストレスを発散したりして、できるところから「眠れる習慣づくり」を始めてくださいね。
(友野なお)

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