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双子の妊娠はつわりが重い? 単胎妊娠と多胎妊娠の違い

Woman.excite / 2016年3月14日 4時15分

双子の妊娠はつわりが重い? 単胎妊娠と多胎妊娠の違い

双子妊娠のイメージ


© ChristArt - Fotolia.com


双子をはじめとした多胎妊娠の妊婦さんは揃って、「妊娠して、はじめて知ったことがたくさんあった」と言います。実際、お腹の大きさや診察の回数、産休の期間など、さまざまな違いがあるものです。そこで今回は、自身の経験を元に、双子の妊娠と単胎妊娠(赤ちゃんが1人の妊娠)との違いをまとめました。

双子妊娠のお腹の大きさ
通常1人のところに2人も入っているので、当然お腹は大きくなります。正産期で出産する人は、腹囲が100cm前後になることがほとんどです。妊娠3ヶ月くらいまでは子宮の大きさも握りこぶし大で、1人の赤ちゃんの場合とあまり変わらないのですが、その後どんどん差が出てきます。

ママの体調も妊娠5ヶ月くらいまでは大きく違いがないと言われていますが、妊娠が進むにつれてお腹が張りやすくなったり、合併症がおこりやすくなったりしてくるので、多胎妊娠の妊婦さんはいつでも入院ができるように準備をしておくよう、医師から言われることが多いでしょう。

双子妊娠の赤ちゃんの大きさは?
赤ちゃんの大きさは、単胎妊娠の赤ちゃんの平均より小さいことがほとんどです。出産時の体重が2,500gを超えると、驚かれるほどです。また、個人差はありますが、赤ちゃん1人ひとりが胎盤と羊膜を持っている二卵性双生児のほうが、一卵性双生児と比べると少しだけ大きめに育つようです。


双子妊娠の診察の回数
単胎妊娠の場合と比べて、赤ちゃんとママの両方にリスクが高まるので、双子ママの妊婦健診の回数は多くなります。単胎妊娠の妊婦さんが1ヶ月ごとに健診を受けているとき、双子ママは2週間に1回妊婦健診を受けています。その後は病院にもよりますが、妊娠9ヶ月から毎週健診を受けることもあります。

そのほか、出産予定日に出産をすることはまれで、たいてい予定日より少し早めの出産になるというのも双子妊娠ならではと言えるでしょう。

双子妊娠は産休の期間も長い
双子のママたちは、産休の開始時期も違い、産前14週間の休業が可能となります(単胎妊娠の場合は産前6週間)。
双子を妊娠した当初、それを知った私は「そんなに休まなくても、もう少し働けるのに」という感想を持っていました。しかし、フタを開けてみれば産休開始4週間後には管理入院を言い渡され、妊娠8ヶ月の後半あたりからはお腹が重くなりすぎ、歩くのも困難で「産休が早くてよかった」と思ったほどです。


双子だとつわりは重い?
そのほか、よく聞かれるのが「双子だから、つわりが重いんでしょ?」という疑問ですが、これは必ずしも「双子だからつわりが重い」というわけではないようです。

実際、私のつわりはかなり軽いほうでした。ただし、それ以外の症状が突出して重かったので、つわりや妊娠中のトラブルに関しては、単胎・多胎妊娠に関わらず、個人差によるようです。

妊娠、出産に関しては、実際に体験してみないとわからないことがたくさんあります。この記事を読んだプレママの皆さん、妊娠中の症状は本当にさまざまですので、うわさに惑わされず、自分の場合はどうなのかをしっかりと見極めていきましょう。

(田中かなた<フォークラス>)

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