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親になってから観ると評価が変わる? かもしれない映画3選

Woman.excite / 2016年3月15日 6時15分

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部屋で映画を見る女性


© leungchopan - Fotolia.com


その昔は意味がわからなかったけれど、親になってからあらためて観てみると評価が変わり、おもしろく感じる映画というのは意外とたくさんあります。今回は「子どもとは?」「親とは?」など、家族について考えるきっかけになりそうなオススメの3作品をご紹介します。

『ダンサー・イン・ザ・ダーク』
2000年に製作されたデンマーク映画。主演は個性派アーティストとして有名なビョーク(・グズムンズドッティル)。
ビョークが演じる、先天性の病気により視力を失いつつある主人公・セルマは、その病気が遺伝性のものであることを知ります。そして、遺伝によっていずれ失明してしまう運命の息子・ジーンの手術費用を涙ぐましい努力で貯めます。しかし、そのお金を友人に盗まれたことが分かり、もみ合いの末、友人を殺してしまう結果となりました。彼女は殺人罪で逮捕され、その後の裁判は移民である彼女に不利に進められていきます。
暗い場面にも明るい色調のミュージカルシーンが入り、映画にスパイスを加えています。セルマの選択は本当に正しかったのか、見終わった後も深く考えさせられてしまう映画です。

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『八日目の蝉』
作家・角田光代の同名小説が原作の、2011年に公開された映画。井上真央が主演を務めたこの作品は、第35回日本アカデミー賞において10冠獲得を達成しました。
不倫相手の子どもを誘拐した母親と、その子どもが大人になって自らも禁断の恋に落ちてしまうという物語。
「優しかったお母さんは、私を誘拐した人でした」というインパクトのあるキャッチコピーが、大きな話題を呼びました。
「母性」というものの業(ごう)が描かれているこの作品。あなたはどの登場人物に一番共感を持つでしょうか?

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『ライフ・イズ・ビューティフル』
1997年に公開されたイタリア映画。第2次世界大戦下におけるホロコースト(ユダヤ人迫害)がテーマとなっている作品です。
ユダヤ系イタリア人の主人公家族は、幸福な日々から一転、強制収容所に送られてしまうこととなります。主人公のグイドはどんなに絶望的な状況に置かれても、機転を利かせた弁舌で息子・ジョズエに希望を与えます。
重いテーマにも関わらず、見終わった後前向きにさせてくれる映画です。子どもに対する父親の愛情に心打たれること間違いなし。
脚本・監督・主演の3役を務めた喜劇俳優のベニーニはこの作品でアカデミー賞の主演男優賞を獲得しました。

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どれもやや重たい内容ではありますが、考えさせられる作品ばかりです。レンタルショップや映画のストリーミングサービスで見かけたら、手にとってみてはいかがでしょう。

(サカマキ貝<フォークラス>)

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