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目立たなくても心配しないで! その子らしさを表現する方法

Woman.excite / 2016年3月17日 5時15分

目立たなくても心配しないで! その子らしさを表現する方法

黒板の前ではにかむ少年


© JenkoAtaman - Fotolia.com


園や学校で積極的に発言したり、進んで行動したりする子を見ると、ついついうらやましくなってしまうもの。「わが子もあんなふうだったらいいのに」と思うその気持ち、よくわかります。けれども、誰もが皆、積極的なタイプとは限りません。そういうタイプではない子は、違う方法で表現すればいいのです。園や学校で目立っていなくても心配しないでくださいね。

親が見ていない場所で活躍する子はたくさんいる
ママたちがイメージする積極的な子は、一般的に授業参観でよく発言をしたり、演奏会で目立つ楽器を奏でていたり、運動会で活躍していたりする子ですよね。
そして、そんな子を見るとママは、「わが子にも手を挙げて発言して欲しい!」「演奏会や発表会では中心的な存在でいて欲しい!」「大きな場面で活躍して欲しい!」という気持ちが高まってしまうものです。

私も教員時代、ママたちから「自分の子が手を挙げて発言しない」「積極性がない」という悩みをたくさん聞きました。しかし、そのたびにいつも「活躍している場面はたくさんありますよ」と伝えてきました。

ママたちが見ている参観日や発表会では目立たない子でも、学校生活のさまざまな場面で活躍していることが意外にたくさんあるものなのです。


子どもの得意な表現を見つけよう
自分を表現する方法には「話す」「書く」「描く」「作る」「動く」といった、さまざまなかたちがあります。子どもたちにはそれぞれに得意な方法があるので、それで自分らしさを表せればいいのです。ママは、わが子が「どの方法で表現することが好きなのか?」を見つけてあげてください。

話すことが好きな子には、できるだけたくさん話す機会をつくってあげてください。人前で上手に話すことができたら、褒めてあげるとよいでしょう。

書くことが好きな子には、日記や作文、感想文など書く機会をつくってください。お話を作ることが上手な子もいます。書いたらじっくりと聞いてあげましょう。

描くことや作ることが好きな子は、描いた絵や作品を部屋に飾ってあげるのがおすすめです。
動くことが好きな子は、運動クラブなどに入るのもよいですよね。

園や学校でママたちが、子どもの様子を目にする機会は特別なイベントのときだけ。でも、園や学校はそれ以外の教育活動のほうが多いので、ひとりひとりの子どもが、その子らしさを発揮できる機会はたくさんあるのです。自分らしく好きな方法で表現することを楽しむようにさせてあげるとよいと思います。

ママには、自分の思い描く理想の子ども像があるもの。「こんなふうになって欲しい」「あんなふうだったらいいなぁ」という思いや願いがあるかもしれませんが、子どもがその通りに育つわけではありません。子どもはしっかりと、その子らしさを身につけて育っていきます。わが子の育ちを信じて、自分らしい表現で活躍してくれたら嬉しいではありませんか。

(のりこ<フォークラス>)

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