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1日3食 食べることが体にいい理由(食で心を育む Vol.16)

Woman.excite / 2016年3月22日 6時15分

1日3食 食べることが体にいい理由(食で心を育む Vol.16)

お弁当を作る


© strahktsksw - Fotolia.com


朝の脳はエネルギー不足
朝食を抜く人ほど、脳卒中を発症するリスクが高まる。先日、そんな研究結果が発表され、話題になりました。
これは、国立がん研究センターと大阪大学の研究チームによるものですが、脳卒中以外にも、「朝食を食べない」ことのリスクは、これまでもいろいろ指摘されてきました。

朝ごはんを抜くと、脳のエネルギーが不足して、集中力や記憶力の低下などにつながる…というのは、聞いたことがある方も多いですよね。脳のエネルギー源である「ブドウ糖」は、夜の間も消費されているので、朝起きたときには、脳はエネルギー不足の状態。そのため、朝ごはんでしっかり補給しないと、脳の働きもにぶり集中力がなくなったり、イライラしたりしてしまうそうです。

子どもたちは、これから脳も体もどんどん成長していく大切な時期。たくさん学び、元気にすこやかに育ってほしいものです。そんな子どもたちには、なおさら、「朝ごはんを食べる習慣」はしっかり身につけてあげたいですね!

朝ごはんを食べる効果は、「勉強に集中できる!」というだけではありません。
しっかり噛んで食べることで、脳を刺激したり、胃腸を働かせたりして、体を目覚めさせる効果があります。また、体温を上げ、活動するためのエネルギーを摂取し、一日を元気に過ごすベースを作ってくれるのが「朝ごはん」なんですよ!

昼ごはん、夜ごはんの役割
つい抜いてしまうとか、朝から食欲がないという人も多いせいか、とかく、「朝ごはん」の大切さばかりが強調されがちですが、実は、「昼ごはん」にも「夜ごはん」にも、それぞれ重要な意味があります。

「昼ごはん」は、朝から食事の時間が空きすぎるのを防ぎ、1日を通してコンスタントに栄養補給をし、体力を維持するのに欠かせません。体温がもっとも高くなり、エネルギー消費の増える午後に向けて、しっかり活動できるエネルギーを摂取するためにも大切なのが昼ごはんです。

夜は、もう活動しないよね…と思われるかもしれませんが、寝ている間は、細胞の新陳代謝が行われます。
「夜ごはん」のは、この新陳代謝を促し、みずみずしい体を作るのを助けてくれます。また、細胞の修復を早めて、疲労回復などに効果を発揮してくれます。


3食食べることで、栄養バランスが整いやすくなる
このように、朝昼夜と、きちんと食事をとることは、子どもたちが元気な体と脳を作り、思いっきり勉強や運動に励むのにはとても大切なことです。
また、3食食べることで、いろいろな食材をバランスよく摂り入れることができます。1回の食事では難しくても、1日の3食全体を通してみると、バランスよく多くの品目を摂りやすくなるものです。

ちなみに、食事の間隔は、近すぎても空きすぎてもよくありません。
朝は早起きして、よく噛んで朝ごはんを食べ、昼ごはんでしっかり栄養補給、夜ごはんは楽しくみんなで食卓を囲む…といった、基本的な食習慣を、できるだけ意識して、子どもたちにも身につけてあげたいなと思います

新年度・新学期を前に、なんだかバタバタと過ごしてしまうことも増えますが、ぜひゆとりを持って、ママも子どもたちも、家族みんなで楽しくおいしい食事を心がけたいですね!
(あまや ゆか)

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