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平日だけじゃなく休日まで!? 子どもの不規則な生活は将来に関わる(前編)

Woman.excite / 2016年3月26日 13時0分

平日だけじゃなく休日まで!? 子どもの不規則な生活は将来に関わる(前編)

目覚まし時計


© mnimage - Fotolia.com


現代人は不規則な生活を送りがちです。残業で夕飯の時間も就寝の時間も遅くなり、外食をしがちになり…。そんな生活を送り続けているため、生活習慣病になってしまったり、ストレスがたまって精神的にも病んでしまったりするのです。

しかし、それは大人の世界だけの話だと思っていませんか? 夜更かしや朝食抜きの生活は、子どもたちにも増えてきているのです。「でも、病気になっているわけではないし、そんなに気にしなくてもいいのでは?」と思わないでくださいね。子どもの将来にも大きな影響を与える問題なのです。

引きこもりを作る要因は生活習慣の乱れにもある
規則正しい生活を送っていないと、子どもの体と心はいろいろな影響を受けてしまいます。夜更かしをして朝寝坊をし、朝食を食べずに慌てて学校へ行くため、便秘がちになる。睡眠不足で授業に集中できない。そんな話をよく聞きます。

もっとショッキングなことに、子どものうちから規則正しい生活をしておかないと、将来引きこもりになるかもしれないという研究結果があります。もちろんほかにも、家庭に問題があったり、その人のコミュニケーション能力に問題があったりして、原因が複雑ではありますが、原因のひとつとして生活習慣の乱れも考えられるというのです。

不規則な生活を続けていると、子どもの体はいつも疲れを感じるようになり、朝起きるのが非常につらくなって、体を動かすことさえうまくいかなくなります。さらに、免疫システムもうまく働かなくなって、病気にかかりやすくなってしまうのです。つまり、不規則な生活は子どもの体全体に悪影響を与えているということなのです。


学校に行こうと思うのに、体が動かなくなる
あるとき急に、「学校に行かなければと思うのに体が動かない」と、引きこもりになった子どもたちがたくさんいます。その中には、家族とも、友だちや先生ともトラブルがなく、理由がわからない、というケースがあります。その子たちの共通点となるのが、「不規則な生活を送っていた」ということなのです。

塾通いなどのために夕食の時間が夜中になったり、その後もなんとなくだらだらと夜更かししてしまったり…。平日はきちんとしていたのに、休日に夜更かしや朝寝坊をしていたことが、引きこもりの原因となってしまったという子どももいるのです。

「単なる朝寝坊や夜更かしが、引きこもりにまで発展する?」と疑っている方もいるかもしれませんが、これらの現象は実際に起こっていることです。大人ならよくあることかもしれませんが、子どもの脳には確実に悪影響を与えるということを肝に銘じて、自分の子どもの生活を正しい方向に導いてもらいたいのです。

後編に続く>
(子育ての達人)

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