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「早くしなさい!」→「ここまでに終わらせようか」 声かけのプラス変換でママのイライラも解消

Woman.excite / 2016年3月27日 4時15分

「早くしなさい!」→「ここまでに終わらせようか」 声かけのプラス変換でママのイライラも解消

働き過ぎのママ


© milanmarkovic78 - Fotolia.com


子どもの登園や登校の準備、さらに食事の支度や洗濯、自分の身支度までやらなければならないママ(もしくはパパ)にとって、朝は特にバタバタなもの。そのため、子どもに対して「急いで」「なんでできないの?」とつい、イライラすることがあります。そんなイライラを解消に導くヒントになる、子どもへの声かけの工夫を紹介します。

伝え方次第で子どもの受け取り方も変わる
イライラしていると、言葉にもそのイライラな気持ちが反映されてしまい、言われたほうも反抗したり悲しい気持ちになったりすることがあります。
そこでオススメなのが、声かけの工夫。同じ内容でも伝え方次第で子どもの受け取り方が変わり、自発的な行動が期待できます。

たとえば、食前におおまかな食事の終了時間を伝えておきます。
「時計の針が○のところになるまでに食べようね」
「このテレビ番組が終わるころには食べ終わっていてね」
など、その子の年齢に応じたわかりやすい目安で伝えてみましょう。

そのほかにも…
「なんで○○できないの?」→「どうしたらできるかな」
「○○しなさい!」→「今なにをしなきゃいけないかな」「次は○○しようね」
といった、子ども主体に受け取れる伝え方を心がけてみましょう。

子ども自身が「そうだ!」と気づき、少しずつ自分から行動できるように、「急かす」のではなく、「気づく」機会を与えてあげてください。

まずは1日1回でもいいので心がけてみてく。慣れてくると徐々に、工夫した声かけが自然とできてくるものです。


わが家の3兄弟の場合

・小学校高学年の長男の場合
性格からなのか、家を出る時間もわかっているのに、なぜかのんびりしています。
そんな長男には「どうしたら時間通りに家を出られるかな?」と言葉を投げかけてみたところ、長男なりに食事終了時間や着替えの時間を自分で決めるようになりました。
それでもやはりのんびりしてしまう長男。思わず「早く!」と言いたくなりますが、その気持ちをぐっとおさえて、「あっ! もう○分だ!」「ママももう着替えなきゃ!」と、ひとりごとのように伝えています。すると、長男も気づいて時間通りに行動しようと気づくようです。。

・小学校低学年の次男の場合
最近、算数で時計の学習をしているので、時計に興味がある点を活用しています。
「今、何時?」「長い針が4にいくまでに食べ終えるにはあと何分?」などと声をかけています。

・保育園の三男の場合
三男はお兄ちゃん大好きなので、お兄ちゃんを基準にして物事を伝えます。
「お兄ちゃんが食べ終わるときに、一緒に食べ終わるといいね」というように。
お兄ちゃんに「あと少しで食べ終わりそうだね」と声かけすると、三男も「ぼくももう食べ終わるよ!」とはりきって食べてくれます。最近では着替えや家を出るのも、お兄ちゃんを意識しながら自分から行動するようになりました。


イライラしたときこそ深呼吸してみよう
私自身そうでしたが、「朝バタバタしてイライラして、子どもにきつい言い方をしてしまった…」と反省しているママはたくさんいます。そんなときは深呼吸して、ありのままの自分を受け入れてみましょう。

朝起きてごはんをつくり、洗濯をして、子どもの世話も自分の身支度もする。ママが日々当たり前にこなしていることは、本当はすごいことなのです。働いているママなら、毎日子どもと共に元気に家を出る、というだけでも十分です。

子育てを頑張るママにとって、朝の時間は想像以上に大変なもの。
だからこそ、が「言われてからやる」という状況から、子ども自身が考えて行動できる状況に変えていきましょう。ほんの少しの工夫で、子どもだけでなくママにとってもプラスになるはず。イライラする時間を少しでも減らして、毎日の生活を楽しめるとよいですね。

(谷本まゆみ<フォークラス>)

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