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“かまってちゃん”になり過ぎていない?【ダンナのトリセツ 第3回】

Woman.excite / 2016年5月2日 12時0分

“かまってちゃん”になり過ぎていない?【ダンナのトリセツ 第3回】

窓辺で微笑みあう夫婦

こんにちは。心理カウンセラーの小高千枝です。

夫婦って不思議ですよね。性別も違えば、育った環境も違う。そんなふたりが、どこかのタイミングで出会い、そして生活をともにするようになる…。


(c) georgerudy - Fotolia.com



それは奇跡であるとも感じます。

その奇跡を、これからも信じて大切にしていくために、ここまでは“夫を立てる賢い妻”の在り方として、男性本能への働きかけ方や、感情のコントロールの仕方などについてお伝えしました。

しかし、「これじゃ私ばかり頑張っているような気がする!」そんな声がみなさんから聞こえてきそうですね。

夫婦はどちらかが頑張り過ぎるのではなく、お互いに歩み寄り、相乗効果で高めあい、そして居心地のよさを感じることで、関係性が深まります。

ふたりの新たな文化を築き上げ、心の成長や変化によって、さらに人間性が豊かになるものです。

どちらかひとりが頑張るということではなく、お互いに“楽しむ”“歩み寄る”という概念を持ち、向き合っていただきたいと思います。

■“かまってちゃん”になり過ぎていませんか?
男性は支配欲、名誉欲が強い生き物であることをお話をしましたが、女性は承認欲求や親和欲求が強い生き物です。
承認欲求・・・他人に認められたい、尊敬されたい欲求。
親和欲求・・・自分以外の誰かと一緒にいたい。そばにいて欲しい欲求。


そのため、ご主人に対して束縛心が芽生え、一体感を得たいという感覚におちいりがち。

つい独占権を主張してしまうと、主導権を握りたがる男性の支配欲に、影響を与えてしまう傾向があります。

“かまってちゃん”になり過ぎて、ご主人の機嫌を損なわないように、自分の世界観も大切にするようにしましょう。



■自分の世界観を持つことで魅力が高まる
ご主人が、いつまでも追いかけてしまうような自慢の奥さまであるために、少しでもいいので“自分らしい世界観”を持つようにしてみてください。

自分の世界があり過ぎて、ご主人をほったらかしにしてしまうことはいけませんが、「らしさ」を意識し、みなさんなりの魅力を持ち続けられるようにしてみましょう。

今からでも“好きなこと”“やってみたいこと”に挑戦し、自分なりの世界観を導き出すのです。

それは、どんなことでもいいのですよ。

習い事や勉強などをしてみてもいいでしょう。

時間的にゆとりがなければ、自宅でできる家庭料理やストレッチなどを極めてもいいかもしれませんね。日常の何気ない、特別感のないことでも、あなたを輝かせるきっかけになることは身近にたくさんあります。

■愛情尺度の高まり
自分の妻が魅力的であればあるほど、ご主人の愛情尺度が強まります。ここでいう魅力というのは、見た目だけではなく、人生の楽しみ方や何気ない笑顔。

ほどよい心の距離感を保ちながらも、一緒にいると幸せを感じる。そんな、手放したくない相手と思わせる関係性を築いていきましょう。
愛情尺度
1. 親和・依存欲求:相手と一緒にいたい、相手がいないとつらくなる気持ち。
2. 援助傾向:相手のためであれば、犠牲をはらうこともいとわない気持ち。
3. 排他的感情:相手を独り占めしたい気持ち。


また、自分の身内や、領分として自分との関与が強いことほど、その対象に対する関心が増す“自我関与効果”も見られ、さらにご主人にとって妻であるみなさんが特別な存在になっていくのです。
ダンナのトリセツ その3
かまってちゃんになりすぎず、どんなものでも良いので、“自分らしい世界観”を持ってみましょう。きっとダンナさまの愛情尺度が強まるはず!


心から何気ない日常を楽しみ、笑顔の毎日を送っていると、必然的にご主人からの歩み寄りも見られるようになります。無理をしなくても、頑張り過ぎなくても、お互いを尊重しあえる関係。

ぜひとも、築き上げてくださいね。
 
 
(小高千枝)

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