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カナダは脱ぐけどドイツは脱がない? 欧米の中でも異なる、家の中の靴事情

Woman.excite / 2016年4月26日 4時0分

カナダは脱ぐけどドイツは脱がない? 欧米の中でも異なる、家の中の靴事情

玄関の靴


© Nastasia Froloff - Fotolia.com


外国人を家に招いたり、招かれたりしたとき、「家に上がるとき、靴を脱ぐか脱がないか」ということが気になるかもしれませんね。

しかし、ひとくちに「欧米」と言っても、国によって事情は大きく異なります。もしかして、「欧米の家庭では、靴は脱がないもの」と思い込んでいませんか? 

■妊婦の体重測定でも脱がないドイツ
「欧米」にもいろいろありますが、たしかにドイツでは、公共の場で靴を脱ぐことはほぼありません。

病院の診察台でも脱ぐことがないほど。そのため、ドイツでは診察台の足元がビニールシートで覆われています。妊婦の検診での体重測定でも脱ぎません。ちゃんとした体重が測れるのか、ちょっと不思議ですよね。

■カナダではなんと、「脱ぐのが基本」
一方、カナダではなんと、靴を脱ぐことが基本なのです。

よその家を訪れるときももちろん、靴を脱いで上がります。引越し業者なども皆、ちゃんと靴を脱いで上がってくれます。

私の当時のドイツ人義母はそれを見て、「よくできた人たちねえ」と感心していました。

脱ぐのが常識なので、ふつうはいちいち「脱いでね」などと言ったりしませんが、カナダ在住のドイツ人のホームパーティーに行くと、念のため玄関先に「靴を脱いでください」という札が出ていたりします。

逆にカナダでは、ちょっとフォーマルなホームパーティーで、皆さんがおしゃれしている場合などに、「今日はどうぞ靴を履いたままで」と言われることはあります。ドレスなどで靴を脱ぐとスタイルが「決まらない」からだと思います。
 
 

■アメリカ人は靴を脱ぐ?
なぜカナダで靴を脱ぐのが一般的なのかはわかりません。
もしかしたら、雪深い地方が多くて、靴のままだと室内が大変なことになってしまうからかもしれませんね。

また、プリンス・エドワード島のペンションでは、チリ系カナダ人のオーナーが「アメリカ人のお客さんは靴を脱がないのでイヤなのよねえ」とこぼしていました。

同じ北米でも、アメリカとカナダで風習が違う点もおもしろいですね。
 
 
(モーゲンスタン陽子)

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