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共働き継続のためのベビーシッター利用 実際のところはどう?

Woman.excite / 2016年5月15日 10時0分

共働き継続のためのベビーシッター利用 実際のところはどう?

女性の社会進出が推進される一方、待機児童問題など、そのための環境がなかなか整わないというのが現状。そんな中、ママが働きに出るための選択肢のひとつとして、ベビーシッターの利用を検討する家庭も増えているようです。


© Oksana Kuzmina - Fotolia.com


そこで今回は、ベビーシッター利用の体験談を集めてみました。働くママたちの声から、そのメリット・デメリットや、注意点について考えてみましょう。

■単発の利用が可能!

「平日は保育園を利用していますが、夫婦ともに休日出勤となることがときどきあり、その日は単発でベビーシッターを依頼しています」

こちらは、広告会社に勤務する30代女性・Hさんの体験談。ベビーシッターと聞くと「継続して利用する」というイメージがありますが、こういった一時だけの利用も可能なようです。

「小学生の上の子がケガで入院したときも、夫は仕事、私は病院に付き添わないといけなかったので、ベビーシッターを依頼しました。このように、『どうしても!』というときに頼れるベビーシッターがいると、とても気持ちが楽です」

多くの事業者がビジター制を導入していますので、一度お試しで利用しておくと、いざというときに役立つかもしれません。
 
■費用がちょっとイタイ…

続いては、商社勤務の30代女性・Kさんの体験談です。

「保育園のお迎えから私が帰宅するまでの間、ベビーシッターを利用しています。正直、費用はかなり痛いですが…。それでも、私がフルタイムで働くことの方がメリットは多いので、しばらくこのまま利用を続けるつもりです」

ベビーシッターの時給や交通費以外にも、入会金・年会費などがかかる場合もあるため、すべての費用を考慮した上で、利用を検討しないといけませんね。
 
 

■利用には不安がつきまとう

最後は、一度だけベビーシッターをスポット利用したことがあるという、20代女性・Jさんの体験談です。

「事前面接はしたものの、子どもを実際に任せるとなると、やっぱり不安。他人を家に入れることにも、抵抗がありました。夫も私もはずせない仕事があったため思い切って利用してみたのですが、子どものことが心配で、結局、仕事を無理矢理早く切り上げてしまいました」

Jさんのように、ベビーシッター利用に不安を感じるママもいるようです。

■信頼できるシッターさんを見つけるためのポイント
厚生労働省のサイトには、「保育料の安さ、手軽さを重視するのではなく、『信頼できるかどうか』という視点でベビーシッター事業者の情報を収集しましょう」という呼びかけがあります。大切な子どもを任せるワケですから、やはり大切なのは「信頼」ですね。

具低的には、以下のような点に注意すると良いとのこと。

・市町村の情報や公益社団法人全国保育サービス協会に加盟している会社リストを活用して情報を集める。
・ネットの情報だけに頼らず、かならずベビーシッターとの事前面接を行い、信頼に足る人物かどうかを確認する。
・事業者名、氏名、住所、連絡先をかならず確認し、身分証明書のコピーを提出してもらう。
・保育士・認定ベビーシッターの資格保有者なら、登録証の提示を求めて確認する。

こういった点に気をつけて本当に信頼できる事業者・ベビーシッターを見つけることができれば、働くママの負担軽減におおいに役立ちそうです。

慎重に検討すべき点はたくさんあるものの、中には上手にベビーシッターを利用して、共働きを続けているママもいます。現状のままでは共働きの継続が難しい…という場合には、ベビーシッターの利用を選択肢に加えるのもいいかもしれませんね。
 
 
(森川ほしの)

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