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パパは助っ人ではなく “主役” ! 育休明けの家事分担術

Woman.excite / 2016年8月19日 22時0分

パパは助っ人ではなく “主役” ! 育休明けの家事分担術

キャリアコンサルタントの上田晶美です。新米ママが育休から復帰する際に必要な「心構えと準備」を、以前の記事でご紹介しました。今回はいちばんの課題、夫との家事分担をうまーく進める方法をご紹介しましょう。


© milatas - Fotolia.com


・育休から復帰した「新米ママ」たちへ 働くママへの応援歌
・赤ちゃんが生まれて家事は倍増する! 育児休業復帰の準備~家事編


■専業主婦化しがちな育休中 パパは「助っ人」ではない

一人目の出産で、育児休業中というのは、ママは専業主婦化しがちです。一日家にいられますからね。超多忙だった仕事漬けの毎日に比べれば、有能なあなたなら、一人分の育児と家事はお茶の子さいさい、というところでしょう。

そこが落とし穴です! 夫の巻き込み方は、何よりはじめが肝心です。

「おむつを替えてくれない。特にう○○」というのがママの最大の不満で、子供が成人しても覚えているものです。私は息子が24歳になった今でも時々持ち出しますよ。

「あなた、今頃偉そうに言っても、この子が赤ちゃんの時、おむつ替えてくれたの?」と「病院に連れて行ってくれたの?」と。



© Dangubic - Fotolia.com


育児はママ、家事はパパというような縦割りではなく、どの仕事も二人ともできるようにします。デュアルタスクです。

だからこそ、たった1週間でも、パパに育児休業を取ってもらうといいのですが。それがお手伝いでなく、主役として家事育児ができるようになる第一歩ですから。

とにかくパパは助っ人ではない。お手伝いではない。サポーターでもない。パパは主役です

あなたの子供でしょ? パパはれっきとした、レギュラー、スタメンなんですよ! その意識を夫婦ともお互いに持ちましょう。
 
 

■仕事量は「数字」で按分する

そこでものわかりの悪いパパの説得の仕方です。数字で攻めます。

収入によって家事育児の量を按分するのです。ママは普段の3/4の収入になっているとして、元々パパの収入の方が多く、月々パパ30万、ママ20万としたら、収入はパパが3/5、ママが2/5。この逆で家事育児は3/5がママ。2/5はパパ。これでよくないですか?




これを突き付けても酷ですから、やんわりと言ってくださいね。物は言いようです。「収入で按分して、私が家事育児の3/5を担当するから、パパが2/5をお願いできる?」

数字で説明すると男性には意外とすっと腹落ちしやすいものです。なぜかというと会社で数字に慣れているから。予算があって、達成率があって、あと何件で目標達成…と。 男性は数字で考えることに慣れています。

さあ、次は具体的に何をやるか、です。

平日と休日は別に考えるといいでしょうね。それも24時間を朝、昼、晩と分けてやることを書き出します。

例えば


このように、朝はパパの出番を増やすことが今後の秘訣です。ママは化粧したり、朝の準備に時間がかかるものですから。

こうして書き出すと、やることは整理されてきます。もちろん家庭によって事情は違うとは思いますが、一度、書き出ししてみませんか?
 
 
(上田晶美)

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