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ペットやヒヤシンスも!? 家庭内で起こる火災の意外な原因

Woman.excite / 2016年9月6日 19時0分

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乾燥しやすい冬などは火災が多いといわれていますが、じつは暑い季節もリスクが高いようです。家庭には、見落としがちなポイントがあります。


© Africa Studio - Fotolia.com



そこで今回は、意外な火災の原因を紹介します。

■太陽の光に注意して
子どものころ、虫眼鏡で太陽の光を集めて、紙を燃やす実験をした人も多いことでしょう。これと同様のことが、ベランダや庭で起こる可能性があります。

水を入れたペットボトルを庭に置いて、ネコよけにしている家庭がありますが、これがレンズのような働きをして火事になることがあるようです。ペットボトルは猫よけには効果がないといわれていますので、設置している場合はすみやかにやめましょう。

幼稚園でヒヤシンスの水栽培をしていると、子どもが持ちかえってくることもあります。この容器も同様に火事の原因になることが報告されています。

カーテンなどに着火する可能性があるので、燃えやすいものを近くに置かないように注意しましょう。

■家電製品から火災が起こる
家電製品も、使い方をまちがえると火災の原因となります。コンセントとプラグの隙間にほこりがたまって火災を引きおこす「トラッキング現象」は知られるようになりましたが、コードの扱いについてはまだ注意を払う人が多いとはいえません。

ドライヤーは、コードを本体に巻きつけて収納したくなりますが、これが断線をまねくもとに。そのまま使いつづけると、火が発生する可能性があります。

また、乾燥機による火災事故も報告されています。原因は、アロマオイルのついたタオル。アロマオイルは酸化すると発熱しやすく、発火する恐れがあるのだとか。

アロマオイルがついたら40度くらいのお湯で洗う、油汚れ専用の洗剤を使うなどの工夫をすると、落ちやすくなります。しかし、一度付着すると落ちにくいので、乾燥機を使わず自然乾燥するのが賢明です。



■動物が火災の原因に
家で飼っているペットが原因で、火災を引きおこすケースも。線香などの火がついたものを倒してしまうだけでなく、コンセントに尿をかけてしまい火事になることもあるそうです。

ペットの動線には火がついているものを置かないのはもちろん、コンセントなどの火災の原因になりやすいところへ入れないように工夫をしましょう。

ペットを飼っていなくても、いつの間にか侵入したゴキブリやネズミが火災の原因になることもあるそうです。とくにゴキブリは、どんなに狭い隙間にも入ってしまいます。

分電盤やコンセントと壁の間に入ると、配線をかじられることもあるそうです。また、死がいなどがトラッキング現象を引きおこしたりすることも。できるだけ家に近寄らせないよう、殺虫剤で駆除するなどして、リスクを防ぎたいですね。

「火のないところに煙は立たぬ」といいますが、台所などの火を使うところでなくても火災が発生する可能性があります。そのことを忘れないようにしたいものです。
 
 
 
(藤井蒼)

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