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ダンナとの「家族愛」を考える【ダンナのトリセツ 第12回】

Woman.excite / 2016年9月13日 20時0分

ダンナとの「家族愛」を考える【ダンナのトリセツ 第12回】

こんにちは。心理カウンセラーの小高千枝です。

最近、私のまわりでは出産ラッシュです。幸せのご報告をたくさんいただいております。そして、その多くが働くママたち。2人目のお子さんという人もいます。家事、育児、仕事の両立は大変かもしれませんが、家族ができることに対するママたちの笑顔は本当に美しいんですよね。


© Subbotina Anna - Fotolia.com


大変であっても、そこには頑張れる何かがある。それは家族として築き上げてきた形にはあらわせないくらいの大きな愛情があるからだと思います。

今回はそんな「家族として “ダンナ” と築き上げる愛」についてお伝えしましょう。



■「ダンナへの気遣い」の方向性、間違っていませんか

「夫に(家事などを)頼むことが悪くて1人で頑張ってしまう」
「夫が助けてくれることはありがたいのですが、気をつかってしまう」
こういった子育てママからのご相談がよく寄せられます。

親しき中にも礼儀ありです。しかし、ご主人とは家族です。変に気をつかいすぎてしまっていると自然な流れで愛を育むことはできませんからね。話すタイミングや言い方にもよりますが、友だちでもなく恋人でもない家族としてのコミュニケーション方法をみつめてみることが大切です。

“ダンナ”への気遣いの方向性は、間違っていませんか?
 
 

■ダンナができること、できないこと


© jackfrog - Fotolia.com


ほどよいバランスで夫婦の協力関係ができている方も少なく、頑張りすぎているか頼りすぎているか。どちらかに偏り過ぎている傾向が多く見られます。

男性は言葉で伝えないとわかりません。つい、“面倒くさい”“言ってもわかってくれない”といったような先入観などから「伝えなくても気づいて欲しい」と思ってしまいがちですが、まずは歩み寄りが大切。

そして、ご主人がどこまで協力してくれるのか? 何を率先してやってくれるのか? そのさじ加減を知るためには身体動作を伴う行動あるのみです。

ダンナができること。できないこと。
ダンナがやってくれること。やってくれないこと。
ダンナの興味があること。ないこと。

様々なことが具体的かつ明確になってくると、妻であるみなさんの気持ちの振れ幅が少しずつ少なくなり、バランスの取れた、そのご夫婦、ご家族だからこその協力関係が築けます。
 
  
■自尊心を傷つけず、長期戦で「自己主張」
協力関係が築けたあとには、少しずつ気遣いをしながらもご自身の主張をしていくことです。それはワガママということではなく、お互いを心から理解しあい、本当の愛で繋がる、よりよい家族関係のためだと思ってくださいね。

冒頭でご紹介した、出産をした友人たちや子育てを楽しんでいるママたちが、笑顔でいられる環境。その中には、ご主人の “妻に対する理解の深さ” がみられます。

ただ、はじめから理解があったということではありません。“ダンナ”という生態を分析し、長期戦で上手にタイミングみて自己主張をしているんです。ご主人の自尊心を傷つけないように… そっと。

潜在意識に刷り込ませるような感覚で、焦らずに少しずつお互いの理解を深めていきましょう。気が付くと、お二人だからこその愛情表現。このダンナにこの妻あり。当たり前だけど、素直に「幸せだな」と愛を感じる関係になっていることでしょう。
 
 
(小高千枝)

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