毎日を心地よく 働くママたちにこそ必要な「サードプレイス」とは
Woman.excite / 2016年10月5日 19時0分
![毎日を心地よく 働くママたちにこそ必要な「サードプレイス」とは](https://media.image.infoseek.co.jp/isnews/photos/womanexcite/womanexcite_E1475643289150_0-small.jpg)
「サードプレイス」という言葉をご存じでしょうか?
サードプレイスとは、言葉どおり、第三の場所のこと。人生の基盤となるファーストプレイスが「自宅」、日常的に通っている「職場」や「学校」などがセカンドプレイスです。
そして、そのどちらでもない、自分らしさを維持、あるいは取りもどせる心地よい場所が「サードプレイス」。いま、都市生活者を中心に「サードプレイス」を求める人が増えています。それは、働くママたちも同じではないでしょうか?
© JenkoAtaman - Fotolia.com
■自分らしさを取りもどせる「サードプレイス」を求めるママたち
家族を持ち、キャリアを重ねるほど、窮屈になる私たちの生活。自宅にいるときは妻や母として家庭を支える役割、職場では社員として会社のために働くという責任があります。
そんななかで、「自分らしく」いられる場所で、気持ちのバランスを取りたいと思うことは、現代女性において必然であるともいえるでしょう。
なにも特別な空間を持つ必要はありません。実際にママが「自分のサードプレイス」としている場所で一番多いのが、カフェやひとりで入れる居酒屋、バー。または、スポーツジムやヨガスタジオなどリフレッシュできる場所です。
ほかにも、スパやエステ、公園や海といった自然の場所をあげる人もいました。どれもゆっくりとひとりの時間を持てたり、好きなことに時間を費やしたりできる場所です。
■働くママのリアル座談会「私たちにこそサードプレイスは必要です!」
今回は、実際にサードプレイスをもつワーキングママの方々に、サードプレイスの必要性について語っていただきました。
川上結子さん(仮名 40歳)…5歳の女の子と2歳の男の子のママ。アパレルメーカーの企画職
池井佐和さん…(仮名 33歳)1歳の男の子ママ。化粧品メーカーの販売員
和田めぐみさん…(仮名 37歳)5歳の女の子ママ。現在第2子妊娠中。メーカー事務
川上さん「出産前は、育休中であれば子どもが昼寝している間は自分のための時間が確保できると思っていました。
でも、全然無理。いつ、何が起こるかわからないから四六時中気を張っていて、時間だけでなく精神的にも余裕がありませんでした。だからいつもイライラしていて。子育て中のママにこそサードプレイスは必要だと思います」
和田さん「わかります。わたしも、ひとりの時間を持つようになってから、ようやく子育てや家事に前向きに取りくめるようになった気がします。自分の時間を持てることに感謝しようって思えたんですよね」
池井さん「そう。家のほかにホッとできる場所がないと、自分の生活に感謝できなくなるんですよね。
私は、仕事復帰してから、一日が驚くほど短いと感じています。子どもを寝かしつけて家事をやっているだけなのに、気がつくと日付が変わっている。サードプレイスがないと、ストレスがどんどんたまっていってしまうと思います」
和田さん「だから、サードプレイスが必要なんですよね。私は、日曜日に主人に子どもを預けて、ジムでマタニティヨガのコースを受講しています。
仕事や家事以外のことに没頭できる時間が、フル稼働している脳を休ませてくれる気がします」
池井さん「没頭できることって大切ですよね。私は趣味がゴルフなので、主人が早く帰れる日には1時間ほど、ひとりで練習場に行くようにしています。
ボールを200球購入して、「打ちおわるまではお金がもったいないから帰らない!」と決めています。そうでもしないと、家のことが気になって、帰りたくなっちゃう。貧乏性なのでしょうか」
和田さん「そうなんですよ。“ステキカフェでのんびり”も憧れるけど、結局、家のことや仕事のことを考えちゃうから、気が休まらない」
川上さん「私のサードプレイスはカフェです。近所のブックカフェや図書館併設のカフェに行くことが多いです。主人には内緒ですが、たまにこっそり有給も使っています。
ぽっかり時間があいても、家にいるとつい家事や掃除をしてしまって…。自分で自分を追い詰めているところもある気がします」
和田さん「それなのに、『私だけが大変!』ってムカムカして、旦那さんにあたってしまったりするんですよね…」
池井さん・川上さん:「わかる!」
川上さん「夫婦円満のためにも、働くママこそサードプレイスが必要だと思います!」
どうしても自分のことが後回しにしてしまいがちなワーキングママたち。でも、自分だけの場所で特別な時間を持つようになると、心に余裕ができるのはもちろん、生活そのものへの感謝の気持ちが芽生えるというメリットも。ママがハッピーでいられるということは、家族にとってもうれしいことではないでしょうか。
働くママが毎日をいまよりももっと心地よく過ごすためにも、サードプレイスはよい効果をもたらしそうです。
(マムズラボ)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
超スカッとした…義母からの嫌味に困惑している女性に応戦した家族の爽快なひと言3選
ananweb / 2024年7月19日 20時30分
-
ワンオペ育児・家事解消に「チーム家事」の考え方 シュフ型、担当型など4つのスタイルに分類
東洋経済オンライン / 2024年7月16日 15時0分
-
天然木の家に「今はひとり」42歳起業家の暮らし 「人が好き」でも家族・夫婦の枠組みは息苦しい
東洋経済オンライン / 2024年7月13日 11時0分
-
マウンティングに非常識な行動…一生許せないと感じたママ友のありえないひと言5選
ananweb / 2024年7月5日 20時30分
-
夫との夫婦関係は冷え切っていました… 30代妻が堕ちた「シングルファザーとの不倫」【前編】
ananweb / 2024年7月3日 20時45分
ランキング
-
1扇風機は「羽根の枚数」で何が変わる? 多い方が良いのでしょうか?【家電のプロが解説】
オールアバウト / 2024年7月31日 21時45分
-
2「日本での食事に満足」が多数派 訪日外国人の日本食に対する意識調査
OVO [オーヴォ] / 2024年8月1日 15時0分
-
3格安ジム「chocoZAP」の「汚い」「マシンの故障も放置」口コミは本当?改善されているのか運営に直撃
女子SPA! / 2024年8月1日 8時46分
-
4元ラブホ清掃員が「悲鳴をあげてしまった」事件。ベッドの下に得体の知れない感触が…
日刊SPA! / 2024年8月1日 15時54分
-
5冷凍おにぎりは「保冷剤」として活用できます 冷たいまま弁当に添えて→自然解凍で「いただきます!」
まいどなニュース / 2024年8月1日 18時5分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)