赤ちゃんがストンと眠る「入眠儀式」【 “眠れない” ママたちへ Vol.7】
Woman.excite / 2016年10月6日 20時0分
赤ちゃんを寝かしつけるママ
毎日寝る前に決まって行う習慣を「入眠儀式」と呼び、これは「眠るための条件付け」のようなものです。この入眠儀式を続けていると、「これをやるといつも眠くなる」というパターンが脳と体に刷り込まれ、「眠り」を意識せずとも自然とすみやかに睡眠モードに移行することができるようになります。
(c) Svetlana Fedoseeva - Fotolia.com
パジャマに着替える、瞑想を行う、白湯を飲むなどなんでも良いのですが、赤ちゃんにとってはどんな「入眠儀式」が良いのでしょうか?
あえて少し「つまならいこと」を選ぶ
無理やり寝かしつけようとすると、赤ちゃんは泣き出したり興奮したりして、かえって眠りから遠ざかってしまいます。
しかし、ストンと眠りの世界へトリップするための「入眠儀式」を毎晩赤ちゃんと一緒に行うことで、赤ちゃんはスムーズな眠りに誘われ、ひいてはママの睡眠時間確保にもつながるのです。
赤ちゃんのための入眠儀式のキーワードは「単調で楽しすぎないこと」です。ちょっと退屈だなと思うくらいの習慣のほうが、赤ちゃんの入眠儀式には向いています。
読み聞かせ、子守唄、優しくマッサージなど、単調なリズムで繰り返される行いで、かつアクティブでないものがおすすめです。
就寝30分前から、整った環境で行う
入眠儀式は、赤ちゃんがいつ眠っても良いように就寝環境をきちんと整えたうえで、就寝30分くらい前から行いましょう。
毎日決まった順番、決まった手順を踏んで「いつも通りの行動パターン」を淡々と繰り返すことで、体に「無条件反応」が起こるようになり、赤ちゃん自身も「ねんねの時間がきた」と感じて入眠が促進されるようになるのです。
「無条件反応」とは体に刻まれた習慣で、有名なところでは「パブロフの犬」の現象があります。犬にエサを与えるときにベルを鳴らすことを続けると、ベルの音を聞いただけで犬はよだれを流すようになるというものです。
おやすみの挨拶ツアーをする
言葉が話せる子なら「おやすみ」という言葉を入眠儀式のツールとして活用するのはとてもおすすめです。
(c) JenkoAtaman - Fotolia.com
家族だけでなく、大好きなぬいぐるみやおもちゃ、宝物など、大切にしているすべてのものに「おやすみなさい」という言葉をかけます。ママはそれに対して「おやすみなさい」と一つひとつ返してあげましょう。
また、ママと一緒に「あくびごっこ」をするのも効果的です。本当にあくびが出なくても、あくびをするフリだけで実際に眠気が強まり、入眠がスムーズになるので、ぜひ試してみてくださいね。
入眠儀式は毎日継続することが大切なポイントですが、赤ちゃんが眠そうにしていたらそのタイミングを逃さないようにするほうを優先し、無理に入眠儀式は行わなくても大丈夫です。
赤ちゃんが眠ったあとは、ママも自分なりの入眠儀式を行い、スムーズな眠りを得られるようにしましょう。
(友野なお)
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