何歳差が育てやすい? 年の差別にみるママたちの本音トーク
Woman.excite / 2017年2月2日 20時0分
第一子が誕生してまもなくふたりめを考える家庭もあれば、子育てが落ち着いたころに「そろそろふたりめを…」と思う家庭もあります。ふたりめを考えたときに、年齢差について意識するママは多いでしょう。
子は授かりものとはいえ、きょうだいの年の差によって育児状況はどのように異なるものでしょうか。さまざまな家庭のケースからママたちの本音を聞いてみました。
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■子育てが一気に終わる年子のケース
Hさん(31歳)は、小学4年生の女の子と小学3年生の男の子のママ。年子は大変だと聞きますが、実際にはどうでしょうか。
「出産したと思ったらすぐ妊娠、そしてまた出産が続くので大変といえば大変。もちろん、第二子妊娠中も長女の世話があるので、自分の時間を持つことが難しかったです」
あわただしい日々が続きましたが、育児の面ではメリットもあったそうです。
「長女のときは離乳食のレシピや作り方をいちから調べて、とても大変だった。けれど、長男のときには忘れないうちに実践できたので、精神的にとても楽だった。発育状況も比較しやすくて、年子は悪いことばかりではないと思います」
ただし、大きくなったいまではケンカが絶えないようで…。「長男がちょっとしたことでも張りあおうとして、すぐに大騒ぎ。止めるのもひと苦労だけど、それだけ元気に育っていると思うようにしています」とのこと。
大変なことはあるけれど、「子育てが一気に終わると思えば楽」と前向きに考えているようです。
■金銭面が気になる年の差ケース
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Hさん(40歳)の家庭には、小学4年生と1年生の女の子がいます。体格差もあるのでケンカになることは少ないそう。それでも、3歳差ならではの悩みがあるそうです。
「いまはいいけれど、上の子が高校に進学するときに下の子は中学生に。教育費がかかるタイミングが重なると出費が大きいので、いま貯蓄に励んでいます」
学費だけでなく、制服や教材費などのお金の問題は気になるところ。長女の大学進学と次女の高校入学も同じタイミングなので、次女が生まれたときに2人分の学資保険に入ったそうです。
将来的に出費が重なりそうですが、まだ小さいうちはお得なメリットもあるといいます。
「上の子のおさがりを使いやすい年齢差だと思います。下の子には上の子が着ていた記憶があまりないから抵抗なく着てくれますしね。シンプルなデザインの洋服やモノを選べば流行遅れにもなりませんし…」
おさがりをうまく活用すれば、将来への備えも賢く蓄えられそうです。
■仕事復帰に影響する年の差
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Kさん(39歳)は小学3年生の女の子と3歳児の男の子のママ。下の子が生まれたときには長女が面倒を見てくれて、いまでも積極的に遊んでくれるなど育児を助けてくれるそうです。
「長女は弟をとてもかわいがってくれます。でも自分のいうことを聞かないとたたくことがあって。力の差がありすぎるので、ケガをしないように見守っていなければと思っています」
お姉ちゃんとはいえ、まだ子どもですから力加減ができないこともありますよね。お手伝いはうれしいけれど、まだ目が離せない年頃です。
「小学生と赤ちゃん、どちらも一緒に子育てできたよろこびはありますが、産休・育休が続いて会社には申し訳なかったなと思うことも…。そろそろ本格的に仕事ができると思っていたときに、また休むことになってしまったのですから。いまも時短勤務なので、効率よく仕事できるように努力しています」
産休・育休の取得が悪いことではありませんが、職場への影響はどうしても考えてしまいます。そこでKさんは、休暇中や退勤後もメールでコミュニケーションを取るなど、できる範囲でのフォローを実施しているそうです。
今回紹介したケースはあくまで一例であり、同じ年の差でも家庭によって環境は異なることでしょう。すべてが参考にならないかもしれませんが、似た悩みを持つ可能性はあります。近くに同じ年の差のきょうだいを持つママがいれば、話を聞いてみると育児のヒントが見つかるかもしれませんね。
(丸部りぃ)
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