第一子の子育ては、「先」ではなく、「今」に共感してほしい【コソダテフルな毎日 第8話】
Woman.excite / 2017年2月9日 12時0分
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こんにちは。コソダテフルな毎日のちゅいママです。
第一子の時が、いちばん大変で一生懸命だった
3人の子供がいる私に対して、皆さまよくおっしゃってくださるんです。
「ちゅいママに比べたら、私の大変さなんてまだまだ。」というお言葉。
いえいえ。そんな風に思う必要全くないんですよ。むしろ第一子時代が一番大変だったっていうママ多いんです。
「赤ちゃんの頃が一番楽よ。動き出したら大変よ~。」って口をそろえたように先輩達から言われるもんで、
「そうか。今の私はまだ甘いのか。これごときで甘えてたらいけない。」
って思ってたけれど、過ぎて見れば、私は赤ちゃんの頃が一番大変だった。
今の私も、第一子時代の頃のあの一生懸命な気持ちを忘れてはいけないなって思うんです。
だからこそ、第一子のお母さんの悩みや苦労を先輩風吹かせてあしらってはいけないなって。
ちゅいママが、転勤した土地で出会ったママ
かつて私も新米ママだったころの話。転勤した土地でママ友など一人もいない状況でスタートした子育て。
一人で家にいるのもよくないと思い、毎日予定を決めてはせっせと公園や支援センターに通い、そこでいろいろなママ達とチラホラおしゃべりする機会があったのだけれど、なぜか、
第二子以上いるママ達には気後れして近づきにくかった。
2人目で子育ても慣れてるだろうし、私のようなペーペーと話しても面白くないだろうなって気が引けた。
そんなこと言われたわけじゃないのに一人で勝手にそう思ってた。というのもそう思い始めたきっかけがあったんだよね。
第二子以上いるママに近づきずらかった理由は…
ちゅんたんが赤ちゃんの頃、お尻が弱くて、真っ赤なオムツかぶれを起こしていた時期があったのよね。
真っ赤に荒れたお尻がかわいそうで、私はなんとかしてよくなるように、うんちをするたびに(一日に何回も)
一連の動作を繰り返していた。今から思えばわざわざたらいにお湯を張ってお尻を洗わなくても霧吹きでシュッシュッとすれば流れ落ちるのに、とも思うけれど。
当時の私はそんな術がある事も知らず、毎回かなりの労力を要してケアをしていた。
先輩ママの言葉が、一生懸命子育てし、子どもと向き合っていたからこそ傷ついた
と、この話をどこかでチラっとした時に、とある子育ての先輩はこう言った。
うん。私を励まそうと思って言ってくれたんだと思う。元気づけようと思って言ってくれたんだと思う。
だけど、新米ママの私にとっては、その励ましの言葉が傷ついたんだよね……。
先輩からしたら「たかがオムツかぶれ」かもしれないけれど、私からしたら「大変なこと」だし、一連の動作(洗う・保護・乾かす)すらも試行錯誤を重ねてようやく見つけたんだけどなぁ…。
子育ての先輩に対して、私「ごとき」の悩み事を相談する事にすっかり気が引けてしまうようになったのはこの出来事以降。
ちゅんたんが頭を打ったとき、関係のない子育ての大先輩に言われたこと
その後、ちゅんたんがハイハイやおすわりをして動き始めた頃、後ろにひっくり返った拍子に、固い角でゴツン! と後頭部をぶつけてしまったこともあった。
初めて、わが子が強く頭を打った事に私はとても心配になった。
いや、今から思えば全然大した事ないんだけどさ……。
ゆいたんなんて、どんだけ高いところから落ちたんかって話なんだけどさ。
第一子っていうのはこっちも分かんないからとにかく心配になるんだよね。
「この泣き方なら大丈夫かな……。うん…きっと大丈夫だろう…。いや…どうかな…病院行った方がいいかな…」って、ぐるぐるぐるぐる頭の中で選択中の時に、
これまた子育ての大先輩、なおかつ全然関係のない人に、
「そのぐらい何ともないよ。たいしたことないない。」と言われた時のイラッと感。笑
なんでだろう!! 先輩からの励ましって時に傷つく~。
(いや、そうかもしれないけど、まずは一緒に心配してくれよ!! って思ったわ。)
子育ては、すべて自分が責任を負っているからこそ判断できることもある
その後、私自身も2人目、3人目と産み、それなりの経験値から、
ベッドからゴトッ!って落ちようが、椅子から転げ落ちようが、たんこぶができようが、その時の泣き方や様子からどうするべきか判断をつけれるようになった。
(打っても泣かないとか、打ったあとに吐いたりしないかを気を付けて見てました。
すぐにギャッ! と泣いてそのうち泣き止むようなら家で様子を見て、いつもと泣き方が違うな? と思ったら病院に連れていきました。
(いつもと泣き方が違う&泣き止まないってことで、ほーちゃんを病院に連れていったらやっぱり骨折してた事もありました。))
でも、これは私の子供で、私がすべて責任を負ってるからこそ、できる事でもあるんだよね。
他人に「そんなに心配しなくてもいいわよ」って言われると傷つくし、逆に「もっと心配しなさいよ」って言われても傷つく。
ちゅいママが、新米ママと話すときに気をつけていること
だから私は、新米ママとお話しする機会がある時には、不要な先輩目線は封印しています。
ママのやり方を否定しない。将来もっと大変になるんだから、って怯えさせない。そんなのたいしたことないって軽くあしらわない。
求められてないアドバイスは時に人を傷つけるから。
だって、あの頃の私は、「先」ではなく「今」を共感して欲しかったんだもん。
(ちゅいたんママ)
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