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「ティッシュ箱が空っぽ! 1才児と過ごす部屋作り」 おかっぱちゃんの子育て奮闘日記 Vol.38 

Woman.excite / 2017年2月18日 8時0分

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1歳を過ぎた息子もハイハイからようやくつかまり立ちができるようになり、ますます目が離せなくなってきた。

わが家の間取りは2階建の3LDK、仕事場、書斎の2部屋を抜かして、キッチンからリビング、寝室はすべて1フロアにある。仕切りもないので、息子はハイハイとつかまり立ちでどこまでも移動が可能になった。この成長は親のわたしたちにとって、とても喜ばしいことだけれど、その反面、息子から目が離せなくなってきた。

息子は部屋にあるものなら、なんでもおもちゃにしてしまう。戸棚に入っていたお皿も、収納しておいた鍋類や調味料、化粧品、洋服に下着、本などもすべて彼の手にかかればすべて遊び道具になる。おもちゃで遊んでくれればいいものの、そういうわけにいかない。これも成長の表れ…誰もが通過するポイントだろう!

夕飯の支度をしていたら、息子は部屋に置いてあったBOXティッシュからペーパーを出し始め、気づかぬうちに部屋が真っ白い紙の海と化していたり、部屋の隅に置いていたペン立てから油性ペンを取り出して、襖にぐるぐると絵を描いてしまったり……。

以前わたしがお小遣いをはたいて買った高級化粧水を引っ張り出し、顔に塗りたくっていたことも…!




「あそんじゃだめでしょ~!」と怒ったところで、1歳を過ぎたくらいではピタリと言うことを聞くはずもない。

ぐぐぐっと眉間に皺を寄せたところで、息子の顔を見ても「どうしたの?」と、悪気のないピカピカの笑顔を見せられれば「仕方ないか…」と、諦め、母は観念するしかなく、部屋の隅でいじけるしかないのである。

そんなことを繰り返しても、ストレスが溜まる一方…。このままではわが家は息子のテーマパークになってしまう。果たしてどうしたものか?

そこでわたしたちは、思い切って断捨離と、部屋を整理することにした。これから息子のおもちゃや服がたくさん増えていくだろうし、わが家に新しくスペースをつくらないと。

ひとまず、触ってほしくないものは押入れにしまい、危ないものは高い位置に移動することにした。

育児が始まってからというもの、なかなかまとまった時間がとれず整理整頓ができていなかったわが、掃除を始めたらいらないものが出るわ出るわ! 最近着ていない服、聞いていないCD、集めていた雑誌など 思い切ってドサッとゴミ袋へ。

なんとその数8袋! よくもまあ、こんなにいらないものと共に暮らしていたなあと自分にびっくりする。整理をしていたら、大事な写真などをまとめている引き出しから妊娠中のアルバムが出てきた。


アルバムの中にはエコーの写真が入っている。妊娠12週のころの写真、子宮であろう楕円の中に、小さな米粒のようなものが見える。数値を見ると64mm、体重は16gと記してあって、ページをめくるたび、その数値は大きくなり妊娠後期、30週ともなると、もうすっかり人間の形になっている。

お腹をさすりながら「まだかな、まだかなぁ。早く会いたいねえ」なんて声をかけていたころが懐かしい。




今ではこうして母を困らせるほどに成長したのだから、こどもの成長は本当にあっと言う間。息子の世話を焼く時期もきっと瞬く間に過ぎていくのだろう。そう感じたら、さっきまで散らかっていた部屋も愛しく思えてくるのだから不思議だ。

これからわが家はどのように変化していくのだろう。憧れのマイホーム、いつか手に入ったらいいなぁ……。息子の成長とともに、親のわたしたちも夢に向かって成長できたらいいなと思う。
(Boojil(ブージル))

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