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おとなも子どもも読んでほしい! 春を感じる桜が登場する絵本親子で楽しむ絵本の時間 第1回

Woman.excite / 2017年4月15日 20時0分

おとなも子どもも読んでほしい! 春を感じる桜が登場する絵本親子で楽しむ絵本の時間 第1回


© hanapon1002 - Fotolia.com


春の到来を確かに感じる桜。満開の時期は、桜色にうめつくされる空に無意識に癒されてしまうものですよね。大人と同じく、はらはら落ちる花びらをうけとめようと手をのばしたり、追いかけたりして楽しむ子どもたち。桜の季節をもっと楽しむために、今回は「桜が登場する絵本」を選んでみました!

はなさかじいさん


作・絵:いもと ようこ/出版社:岩崎書店
「はなさかじいさん」(絵本ナビ紹介ページ)

いわずとしれた名作昔話を、とことんシンプルに楽しめるのがこちらの絵本。いもとようこさんのあたたかいイラストも人気です。やさしいおじいさんに「ここほれワンワン」という犬。ほると中から小判がザクザク。それを見た欲ばりじいさんは…。小さな子にもわかりやすい内容は、ポイントを押さえているとママたちからも好評です。満開の桜を咲かせるラストシーンはとてもきれいで豪華! 厚紙なのでじょうぶ、コンパクトで持ち歩きにも便利です。赤ちゃんの初めての昔話にもいいですね。

ほわほわさくら


作:ひがし なおこ/絵:きうち たつろう/出版社:くもん出版
「ほわほわさくら」(絵本ナビ紹介ページ)

「ほわほわ ふわん」「ほろ ほろ ほろ ほろ ほろり」という少ない文章でつづられる花びらたち。手のひらに落ちてきては風に吹かれ、まるで木の下に自分がいるような感覚に…。表現が秀逸とママからも絶賛されるこちらの一冊は春がやってきた心地よい空気感と、桜の木から舞いちる桜に四季の美しさをしみじみと感じることができそう。舞いちる桜が記憶に残る、あの日の思い出。ママにとっても懐かしく感じる一冊かもしれませんね。

たろうのひっこし


作:村山 桂子/絵:堀内 誠一/出版社:福音館書店
「たろうのひっこし」(絵本ナビ紹介ページ)

たろうがつくった、赤いじゅうたんの自分の部屋。そこにはたくさんの友だちが遊びにきます。友だちの要望にこたえて、部屋のおひっこしをすることにしたようで…。この絵本を読めば、ダンボールや布団で空間をつくり、秘密基地として遊んだ昔を思い出すママもいるかもしれません。じゅうたんひとつで世界をつくる子どもの想像力はすごい! 自分の部屋ながら、みんなのお気に入りの場所におひっこしして「みんなの部屋」にするたろうも、自分の部屋がほしいというたろうにじゅうたんをわたすお母さんも、どちらもステキですね。

さくらとふじお


作・絵:しもぞの まゆみ/出版社:白泉社
「さくらとふじお」(絵本ナビ紹介ページ)

お隣さん同士のさくらとふじお。いつでも一緒の仲良し2人はある日、ちょっとしたことでケンカをしてしまいます。頭に桜が生えているさくらと、富士山の形の頭をもつふじお。奇想天外な設定にびっくりするけれど、ケンカをすれば早く仲直りしたいしたいし、大好きだからこそ見せてあげたいものがある。相手を思う気持ちは変わらないことが伝わってきます。「ゆびきりげーんまん」でした2人だけの約束は、はたしてどうなるのでしょう。のんびり、ほのぼのとしたストーリーと2人の住んでいる自然豊かな景色に癒される一冊。

さくらのもりのものがたり


作:マオアキラ/絵: ささめや ゆき/出版社:小学館
「さくらのもりのものがたり」(絵本ナビ紹介ページ)

桜はいつも美しいものですが、ときとして妖しさを感じることもあります。魔法使いが住んでいるという「さくらのもり」の近くに住んでいる5人の子どもたちが主人公のこちらは、1話完結のお話が5話収録されています。でも、冬に突然花が咲いたり、夏に葉っぱが落ちたりと不思議なもりの妖精たちに手をさしのべられ、希望を心にともしていく子どもたちの様子からは、妖しさは感じられません。不思議な世界へ迷いこんでしまったあとで、心にあたたかな灯を宿らせて帰ってくるような、そんな一冊となっています。
いかがでしたか? 桜が登場する良作絵本5冊をご紹介しました。読んだあとにはきっと、親子でお散歩に出かけてみたくなるかもしれませんね。
(すだ あゆみ)

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