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パートナーや友人への「依存」がやめられません…依存心の手放し方【心屋仁之助 塾】

Woman.excite / 2017年4月25日 14時0分

パートナーや友人への「依存」がやめられません…依存心の手放し方【心屋仁之助 塾】


© hakase420 - Fotolia.com


メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「パートナーや友人への依存がやめられない」という、やすやすさん(35歳・販売)に、心屋塾上級認定講師の小林威之さんからアドバイスをいただきました。

■やすやすさんのお悩み
私は恋愛や友人関係において、繰り返し同じことで引っ掛かってしまいます。それは依存、寂しさ、孤独感、相手への期待、自分への期待です。

特に恋愛でこの傾向は出てきてしまい、相手から「期待しないでほしい」「こっちだって自分の生活もある」「重たい」などと言われてしまい、孤独、寂しさを感じてしまいます。

寂しさが消え、希望に満ちた気持ちになれるときもありますが、長くは続かず、また依存してしまいます。相手に100%で尽くして、自分のやるべきこともできなくなり、疲れて、また孤独になります。

頭では分かっているけれど、次の人、また次の人…と同じことを繰り返しています。友人にもそうです。孤独を埋めるためのこの間違った行動を、どうしたらやめられるのでしょうか?

※一部、質問内容を編集しています。



■心屋塾上級認定講師の小林威之さんより
やすやすさんこんにちは。心屋流カウンセラーの小林威之です。

恋愛でも人間関係でも、つい依存をしてしまい、なかなか良好な関係が保てない、とお悩みなのですね。

やすやすさんは決して間違ってはいません。

人は多かれ少なかれ「依存」と「自立」の間でいつも揺れ動いていて、悩んでいます。

「依存」と「自立」をバランスよくわきまえて日常を過ごしている人は、実はほとんどいません。ほとんどの人が自立と依存の関係に悩まされ、どうしていいかわからず周りの人を傷つけたり、自分自身を傷つけたりして苦しんでいます。

どんな問題もそうですが、自分が悩んでいると、つい「自分だけがこの問題で悩んでいる」と思いがちですが、みんな同じ人間なのです。やすやすさんが悩む問題は、この地球上にいるみんなが悩んでいる問題なのです。

ではどうしたら「依存」から抜け出せるのか。

実は「依存してはいけない」と自分を厳しく縛れば縛るほど、どんどん依存をしてしまいます。

例えば、自分が自転車に乗っていて向かいから自転車が来た時に、避けようとハンドルを操作したのに、つい相手がいる方向にハンドルをきってしまうことありませんか?

ぶつからないよう避けよう、避けようとするほど、なぜだかつい相手がいる方向に進んでしまいます。

依存も同じ仕組みです。「依存してはダメ」「依存してはダメ」と考えれば考えるほど、いつの間にか「依存」の方向へ進んでいってしまうのです。

ですので、まずは「依存してもいいよ」と、やすやすさんが自分自身にちゃんと伝えてみてください。

恋愛でも人間関係でも「まずい、私いま依存していたな」と感じたときは、まず落ち着いて心の中で「それで大丈夫だよ」「私悪くないよ」「よくがんばったね」とつぶやいてみてください。それだけで心が落ち着きますから。

依存することは、決して悪いことではありません。人は、相手に頼ったり甘えたりしながら距離を縮め、コミュニケーションを深めたり、信頼関係をつくったりしています。

それに、誰しも”何か”に依存しながら生きています。恋人や家族、友人、仕事、お金、お酒、食べ物、ブランド品など、心の拠り所になるものを自分の中に持っています。
どれにしても「楽しんで」付き合うと、人生の楽しみが増えます。

依存体質から抜け出すには、「ちゃんと依存する」こともポイントです。

一度ちゃんと「依存」してみましょう。わからないことがあったら周りの人に聞いてみる。苦しい時にはちゃんと「助けてほしい」と伝える。日常のちょっとしたことで、周囲の愛情や助けを感じることができるはず。

自分がちゃんと他人に依存できる、愛される存在であることを確認してみてくださいね。

・このカウンセラーのブログを読む
(小林威之)

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