やっぱりすごかった!「無印良品」意外と知らない、店舗サービス活用術【ハロー!裏方さん~子どもの笑顔をつくる達人たち~ Vol.5】
Woman.excite / 2017年5月24日 5時0分
![やっぱりすごかった!「無印良品」意外と知らない、店舗サービス活用術【ハロー!裏方さん~子どもの笑顔をつくる達人たち~ Vol.5】](https://media.image.infoseek.co.jp/isnews/photos/womanexcite/womanexcite_E1493091455199_0-small.jpg)
子どもの暮らしを彩るモノ・コトづくりに愛をもって携わる達人に、その舞台裏を余すところなく語っていただく本連載。4回目は、人と環境にやさしいシンプルで良いものを発信し続けるブランド、無印良品が行っている子育て世代に向けた取り組みについてお聞きしました。
木村夏美さん
無印良品 渋谷西武スタッフ。5歳の男の子のママ。
<無印良品の「木育広場」「木育ルーム」について>
「木育広場」は、子ども服売り場のある無印良品の店舗を中心に設置している子どもの遊び場。国産の木材をふんだんに使ったあたたかみのある空間で、子どもたちが自由に遊ぶことができる。全国の無印良品50店舗以上に導入。
また、渋谷西武では、親が店内で買い物やインテリア相談をしている間、専任スタッフが子どもの面倒をみてくれる一時預かりサービス「木育ルーム」を開設している(2017年4月現在)。
無印良品「木育広場」「木育ルーム」の詳細はこちらから。
https://www.muji.net/kids/
■渋谷にも、親子がほっと一息つける空間を
無印良品では、子育て世代にもっと快適なくらしをご提案する取り組みのひとつとして、店舗内に子どもが遊べるスペース「木育広場」の設置を進めています。
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もともと、無印良品では人や環境へのやさしさにこだわったものづくりをしており、子どものおもちゃも国産の木材を中心に、シンプルであたたかみのあるアイテムを多く取りそろえてきました。
そんななか、東京おもちゃ美術館が推進している木の大切さとぬくもりを伝える活動「木育(もくいく)」に出合いました。無印良品が大切にしている考えと通じるところが多く、ともに木育活動を進めたいと、ファミリー層が多く来店する店舗への木育広場の設置をスタートしました。
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木育広場は、東京おもちゃ美術館の監修のもと、国産のスギの囲いやヒノキの床材を取り入れたやさしくも落ち着きのある空間にデザインされています。子どもたちはおもちゃで遊んだり、絵本を読んだり。フロアには靴を脱いで上がりますので、ハイハイ期の赤ちゃんでも安心です。
無印良品渋谷西武の「木育広場」。囲いや床はもちろん、机、いす、おもちゃも木製のものが中心。親の目が行き届きやすいスペースで、子どもはのびのび、ママはちょっと一息入れられます。
渋谷西武の無印良品では、2013年のリニューアルを機に、子ども服売り場と同フロアに木育広場を設置しました。
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最近では再開発の影響もあってか親子連れの姿も多く見かけるようになりましたが、当時の渋谷は、まだ「若者の街」のイメージが残っている頃でした。子ども服をそろえているショップやベビーカーで入れるお店もあまりなかったので、とくに小さい子のいるファミリーにとっての渋谷は、ちょっと足を運ぶのがためらわれるエリアだったかもしれません。
渋谷へ遊びに来たり、近辺にお住まいの親子が、気軽に立ち寄れてほっと一息つけるようなスペースをつくりたい。渋谷西武での木育広場づくりには、そんな想いもあったんです。
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木育広場に置いてあるおもちゃのほとんども、木でできています。なかでも子どもたちに人気なのが、木のたまごがたくさん入った木製プール。なかに入ったときの、体や足にたまごがポコポコ触れる感覚が楽しいんでしょうね。遊びに来たお子さんは、みんな夢中になっていますよ。
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お子さんが遊んでいる様子を見ながら同フロアでのショッピングを楽しんでいる方もいれば、お子さんと一緒に木育広場で過ごし、ママ同士で情報交換をしたり、くつろいでいるママの姿も多く見かけます。
毎週のように通ってくださる親子もいて、私たちの想いのとおり、育児のちょっとした息抜きの場としてお役立ていただけていることを、とてもうれしく思っています。
■一時預かりサービスで、たまにはじっくり買い物を楽しんで
渋谷西武の無印良品では、一時預かりサービス「木育ルーム」も開設しています。
こちらは、もっと店内でじっくりと買い物したいというお客さまのご要望もあって、サービスを開始しました。
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木育ルーム(※)では、生後6ヵ月の赤ちゃんから6歳(未就学児)のお子さんを、保育のプロがお預かりしています。落ち着いて店内を回りたい方やインテリア相談をしたいときはもちろん、併設のカフェCafe & Meal MUJIでたまにはひとりでゆっくりお茶をしたいときにもご利用いただけます。
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木育広場と木育ルームは隣り合っていて、通常時は扉で仕切っていますが、毎週水曜日には扉を外してオープンスペースにし、東京おもちゃ博物館のおもちゃコンサルタントと一緒に遊べる時間を設けています。このときは普段は出していないおもちゃでも遊べますので、よく遊びにいらしてくれるお子さんも、いつもとはまた違った新鮮な時間を過ごせるのではないかと思います。
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また、おもちゃコンサルタントのみなさんは育児経験が豊富な方々ばかりなので、ママのちょっとした子育てのお悩みを聞いてくれたりもするんですよ。
(※)木育ルームの利用には、MUJI Passport会員登録が必要です。
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■ショッピングだけじゃない! 好奇心を刺激するワークショップも充実
無印良品では、企業の目指すところである「感じ良いくらし」に共感いただけるクリエイターのご協力のもと、各店舗独自のワークショップやイベントも定期的に開催しています。
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これまでに開催したワークショップのなかで子どもたちに人気だったのが、麦みそづくりです。九州産の無農薬・無化学肥料で育てられた大豆と小麦を使い、仕込みをするワークショップだったのですが、普段はなかなかできない体験をとても楽しんでいる様子でした。
このほかでは、焼き物の器づくりや、こけ玉づくりといった、ちょっと大人向けかな? と思うワークショップも意外と子どもにも好評だったんです。
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このようなワークショップを通して、ものづくりの面白さや、さまざまな文化に触れられる機会を増やしていくことが、ひいては子どもたちのすこやかな成長のお手伝いになるのではないかと考えています。
今後も、たくさんのクリエイターとコラボレーションしながら、できるだけ国産のものを使用して、無印良品ならではのワークショップを企画していくつもりです。
ワークショップやイベント情報は、無印良品のサイトやアプリ「MUJI Passport」で告知していますので、チェックしてみてください。
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おもちゃコンサルタントやクリエイターをはじめとするその道のプロフェッショナルのお力を借りながら、環境に配慮したよりよいものづくりをしていくと同時に、子育て世代はもちろん、無印良品にいらっしゃるみなさんに「無印良品に行くと、なんだかほっとできるね」と思ってもらえるような空間づくりを、これからも進めていきたいと思っています。
■無印良品では、ほかにもこんな取り組みが!
使用期間は短いけれど、信頼できるベッドを使いたい。そんな子育て世代のニーズから生まれたサービスです。必要な期間だけ使えるからむだがない、うれしいサービスです。
無印良品キャンプ場で毎年開催されている、子どもだけ(小学生)が参加できるキッズサマーキャンプ。大自然のなか、初めて会う仲間同士で山歩きをしたり、カヤック・カヌー体験をしたり、料理をしたり。子どもにとってまたとない経験の場となりそうです。
無印良品で販売されている「子どもの絵のマイバッグ」は、子どもたちが子どもたちのために描いた絵がプリントされています。このバッグの売り上げの一部(1点につき15円)が、病気や戦争、災害などで心のケアが必要な子どもたちの支援を続けている特定非営利活動法人 子供地球基金に寄付されます。
<木村さんの一押し!>
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無印良品渋谷西武には、Tシャツやハンカチ、バッグなどに刺しゅうや写真プリントを施してオリジナル商品がつくれる「カスタマイズ工房」があります。
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入園・入学グッズへの名入れ、運動会のクラスTシャツや卒園・卒業の記念品はもちろん、子どもが描いたパパの似顔絵をTシャツにプリントして父の日に贈るなど、子どもとのくらしをもっと楽しむためにお役立ていただければと思います。
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無印良品 HP:https://www.muji.com/jp/
文:コミヤカホル
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